時間が無い投資家が「とっさに使える」アイデア捻出法、SCAMPER法

時間が無い投資家が「とっさに使える」アイデア捻出法、SCAMPER法
時間が無い投資家が「とっさに使える」アイデア捻出法、SCAMPER法

以前、水平思考(ラテラル・シンキング)6つの帽子という、エドワード・デ・ボノ氏の発想法をご紹介しましたが、あの記事、結構人気がありました。

プロの投資家の方や起業家の方からも「タメになる!」と太鼓判を押して頂いたのですが…。

投資家にとって、投資アイデアは1人で考えることが多いもの。ですから、こういったアイデア発想法をおくと、いきおいよく投資のPDCAサイクルを回せます

「この銘柄を買っても良いのか…?」

「もっと良い分析法は無いか…?」

とお悩みの方。ぜひ、前回の発想法の記事と一緒に、本記事も読んで頂ければ幸いです。

 

目次

  1. SCAMPER法とは?
  2. SCAMPER法のカンタンな使い方
  3. まとめ:1つのアイデアを倍増させよう。

 

1. SCAMPER法とは?

SCAMPER法とは?

SCAMPER法とは、1つのアイデアを多面から眺めることで、2つに増やしたり、アイデアそのものを磨いたりするときに使われる発想法の1つです。

もともとはオズボーンのチェックリストという発想法を基につくられたもの。ですが、オリジナルよりも、改良されたSCAMPER法の方がシンプルで、個人的には使いやすいと思っています。

 

2. SCAMPER法のカンタンな使い方

SCAMPER法のカンタンな使い方

SCAMPER法を使うのはとてもカンタン。7つの質問を自問するだけで実用できます。それぞれの質問は、以下のとおりです。

Substitution:別のものと取り替えてみたらどうか?

  • 例:他の銘柄に投資してみるのはどうか?
  • 例:分析に使っている指標を取り替えてみるのはどうか?

Combine:他のアイデアと組み合わせてみたらどうか?

  • 例:スクリーニングに使っている指標を2つ合体してみたらどうか?
  • 例:PER、PBRという割安感だけでなくROEやROAなどの成長性を考慮してはどうか?

Adapt:違う分野の情報を適用してみたらどうか?

  • 例:財務面だけでなく、Twitterの自然言語処理をしてみたらどうか?
  • 例:プログラムを組んで、解析にかける時間を短縮したらどうか?

Modify:規模を大きくしたり、小さくしたりして修正してみてはどうか?

  • 例:売買代金の異なる銘柄の値動きの傾向はどうだろうか?
  • 例:企業規模によって投資テクニックを変えたらどうだろうか?
  • 例:スクリーニングに使っているルールを厳しく / 甘くしたらどうだろうか?

Put other purposes:他の使い道があるのではないか?

  • 例:買った株を手仕舞うときのテクニックが、ドテン売りにも使えるのでは?
  • 例:一般投資家が損切り / 利益確定するタイミングで仕掛けてみるのはどうか?

Eliminate:アイデアの一部を取り除いてみたらどうか?

  • 例:今使っているスクリーニングの条件をいくつか無くしたらどうか?

Rearrange / Reverse:アイデアの順番を入れ替えたり、アイデアの逆を試してみたらどうか?

  • 例:使っている指標の優先順位を入れ換えたらどうか?
  • 例:本に書いてある知識の逆をしたらどうなるんだろうか?
  • 例:有名なチャート形(ゴールデンクロスetc)が形成される「前」に買ったらどうなるんだろうか?

 

3. まとめ:アイデアを倍増させよう。

まとめ:アイデアを倍増させよう。

漠然と悩んでいても、同じアイデアや思考の中でグルグルと巡ってしまい、なかなかブレークスルーするのは難しいですよね。

そんな時は敢えて、今持っている情報にフォーカスしてみましょう。そこから新たな活用法や新たな発想が得られることも、結構ありますよ。

あなたは、どうやって投資アイデアを創作していますか?