買い物する前に投資利益率(ROI)を計算しよう。

買い物する前に投資利益率(ROI)を計算しよう。
買い物する前に投資利益率(ROI)を計算しよう。

米国に来てからよく耳にするワード。それが投資利益率(ROI)です。

「お金で時間を買う」
「お金でお金を買う」

そんな錬金術みたいなことができるの? と、疑問に感じる方が多いかと思います。しかし、現に成長している企業はこの数値を利用し、お金で時間を買い、そしてお金でお金を買っているんです。

この指標の算出に最も長けている投資家は、おそらくウォーレン・バフェットでしょう。彼は超長期で株式を保有して、資産を10倍〜20倍に膨らませるという業務を繰り返してきました。

ということで今回は、投資利益率(ROI)のお話しをしていきます。

 

目次

  1. 投資利益率(ROI)とは?
  2. ROIは普段の買い物にも使える
  3. まとめ:「時間」や「お金」を買おう。

 

1. 投資利益率(ROI)とは?

投資利益率(ROI)とは?

投資利益率(ROI、Return On Investment)とは、投入した時間やお金に対して、どれだけ利益が生まれるかを定量化するための指標です。

単純な例をひとつ。

  • 500円分の広告を出せば1,000円の商品(原価300円)が売れる。

この方程式が正しいのだとしたら、可能な限り広告を出しまくった方がお金を稼げることが分かるでしょう。

この指標の算出方法はとても簡単。

投資利益率(ROI) =(売上額 − 全投資額) ÷ 全投資額(%)

投資利益率を知ることで、自分の買い物が有望なものなのか、あるいは馬鹿げたものなのかを判別できます

初めに挙げた例だと、広告を10万円出したとすると、売上は20万円。原価は6万円となります。これらの値を投資利益率(ROI)の式に代入すると、

投資利益率(ROI)=(20万円 − 16万円)÷ 16万円= 25%

となります。この値が大きいほど収益性が高く、効率良くお金でお金を買っていることが分かります。逆に、この値がマイナスになると、赤字を垂れ流す結果となってしまいます。

 

2. ROIは普段の買い物にも使える。

ROIは普段の買い物にも使える。

投資を始めると、ROIがとても身近なものだと気づきます。もっとも身近な例として、進学などが挙げられます。お子さんのいらっしゃる方にとっては、ROIの算出は子供の進路を考える上でも有効です。

中卒男性の平均生涯賃金:2億1000万円(2012年)
高卒男性の平均生涯賃金:2億4000万円(2012年)
大卒男性の平均生涯賃金:2億8000万円(2012年)

たとえば、男の子のお子さんがいる家庭の場合、高校進学、大学進学の投資利益率を算出することが可能です。

公立高校進学のROI=(3000万円 − 300万円)÷ 300万円=900%
公立大学進学のROI=(4000万円 − 500万円)÷ 500万円=700%

※費用は、あくまで目安です。

他にも、本を買うときも同じ。100時間勉強しなければ得られない知識が、参考書を買うことで30時間で得られたとするならば、浮いた時間を時給換算すればROIを算出できます。

 

3. まとめ:「時間」や「お金」を買おう。

まとめ:「時間」や「お金」を買おう。

株や外貨でなくとも、時間やお金を買うのは「投資」です。

馬鹿げて見える買い物が案外良い買い物だったり、良く見える買い物が実は馬鹿げたものだったりします。ROIはこれらを見分けるのに最強のツールですから、ぜひご活用ください。