日本経済は今後100年間どんどん低迷していく?

日本経済は今後100年間どんどん低迷していく?
日本経済は今後100年間どんどん低迷していく?

私が投資やビジネスに興味を持ってから知った、もっとも衝撃的なこと。

「日本経済はこれから100年間、99%確実に低迷する」

21歳で就職活動をしている時、ワークスアプリケーションズの牧野氏のスピーチを聞いて、私は衝撃を受けました。

そのとおりだ。なんで気付かなかったんだろう。

「日本の製品はすごい」
「日本に生まれてきて良かった」

日本には今も強いプラスイメージを持っています。食事も文化も大好きです。しかし、「経済」の側面から見ると日本は今後、みるみる魅力を失っていくと思っています。

特に今後100年間は、日本の経済は縮小していくでしょう。

そして私は考えます。

「まず、今の生活を維持するためにできることはなにか?」
「そして、縮小経済の中でものびのびと幸せに生きるためにできることはなにか?」

本記事では、私が日本経済全体をどのように感じているのか、そして、今の世の中で「おかしい」と思っていることをお話ししていきます。

 

目次

  1. 日本経済は今後100年間、縮小する
  2. 沈んでいく会社と、エンジンを積みましていく会社
  3. 日本企業は海外進出できなくなる
  4. 今、私達にできることは何か?
  5. まとめ:選択肢は2つだけ

 

1. 日本経済は今後100年間、縮小する

日本経済は今後100年間、縮小する

日本経済が低迷していく大きな要因は3つ。それは、人口の減少、情報格差の拡大、そして効率格差の拡大です。

それぞれについて、少しお話しをしていきましょう。

 

a. 人口の減少

日本は人口の減少への道を着々と歩んでいます。今の人口はおよそ1億3,000万人。この値は、2050年までには1億人を切る(推定:9,708万人)ことが確実視されています。しかも、2050年時点で人口の45%が、60歳以上。さらに人口減少・高齢化は加速し、2060年には人口は8,674万人にまで減少します。

働く人よりも支えられる人の方が多くなる状況にあり、人口オーナス期とも呼ばれています。労働する人は更に忙しくなり、育児・介護・共働きに打ちのめされるでしょう。

この時、絶頂期にあるとかんがえられるのが中国・インドです。中国は現在13億人、インドは12億人という人口を抱えた超大規模な国々。彼らのリテラシーは今後も伸び続け、高学歴な技術者が大量生産されるでしょう。賃金も日本人よりも安く、有能。

大量生産・大量消費時代に成功を収めた日本も、彼らのマンパワーと頭脳には敵いません。

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b. 情報格差の拡大

インターネットの普及と共に、「情報格差は埋められた」という話が絶えません。しかし、これは国内だけの話。実のところ、グローバルな視点に立つと情報格差は広まる一方です(ここでは情報格差を「母国語で得られる情報量の差」という意味で使っています)。

私達日本人がアクセスできる情報限は「日本語」のものがメイン。これは、全世界で流れている情報のわずか4%に過ぎません。

無料で何かを学ぶにしても、日本語で得られる教材は乏しい。一方で英語の教材は山ほどあり、論文も無料学習サービスもどんどん充実しています。

先端技術は英語を用いてシェアされることも多いため、英語に疎い日本はますます取り残されていくでしょう。

 

c. 効率格差の拡大

GoogleやFacebookなどの新興世界企業を見ていて思うは、「徹底的な効率化」がなされているということ。彼らの主な収益源は広告収入。この広告も審査以外は殆ど自動で利用できます。FacebookやGoogleが収益を挙げるためにしているのは、「広告の審査」だけ(もちろん他にも沢山仕事はありますが)。

メインな収益を効率よく稼ぎ、得られた新たなリソースを丸ごと新規事業・既存事業の効率化および広告につぎこむ。こういうビジネスモデルを構築している企業は息が長いと予想しています。

一方で、日本企業は圧倒的に残業時間が長い。効率が低いことの象徴です。この文化を続けている限り、コストは増え、利益率はどんどん低迷していくことでしょう。

既に音楽・映像業界ではこの傾向は明らか。米国ではSpotifyやNetflixなどの、定額制で大量の音楽・映像コンテンツが普及されており、CDやDVDの売上はたった6年で半減してしまいました。一方で日本は大手メディアが市場を牛耳っているため、古いデバイス・ハードウェアに頼っており、効率化が進まない。

これに加えて人口低下により日本市場は狭くなっていきますから、海外から輸入できるサービスも減っていくでしょう。マーケットの魅力は低下し、日本のためにローカライズされる商品が減る。外国で良いものが作られても、日本で使えなかったりするワケです。

 

2. 沈んでいく会社と、エンジンを積み増していく会社

沈んでいく会社と、エンジンを積み増していく会社

効率化が進まない企業は沈み、効率化に成功した企業は拡張され、さらに効率化される。

この二極化を目の当たりにして、赤字を垂れ流している企業が未だに人気なのは納得が行かない。今後さらに激しい競争に晒されるのだから、今の時点で利益率が高く、成長しており、かつグローバルな市場を捉えている企業に投資すべきだし、従事すべきだと思います。

このような有望な企業が見つからなくなったら、もうおしまい。早々に日本の通貨を海外に移動すべきでしょう。

直近はワトソンやディープラーニングという最先端の人工知能技術が取り沙汰されており、今後は機械にできる業務の幅は確実に拡大していくでしょう。そして、業務効率で一度差をつけられてしまえば、差を埋めるのは難しいのです。

 

3. 日本企業は海外進出できなくなる

日本企業は海外進出できなくなる

情報格差は今後も広がっていくため、日本企業が持つ情報リソースはますます時代遅れなものとなっていくでしょう(グローバル人材を抱えるところなら話は別です)。

技術的に遅れていく日本の商品を、わざわざ取り入れようとするところはほとんど無いでしょう。そして、何より商品が高すぎるのが難点になっていくと思われます。効率が悪く、古く、高いものに、誰が食いつくというのでしょうか?

 

4. 今、私達にできることは何か?

今、私達にできることは何か?

プログラミングに英語。できることは山ほどあります。特にプログラミングは自分自身の生産性を高めるためにとても有効です。そして、英語を学べば世界全体が見られるようになります。単純な例を挙げればGoogleでも英語で検索をかけて読めるようになるだけで日本語の20倍の情報リソースが確保できるんです。

簡単に作業を効率化したいならWindowsマクロ。時間を書けてでも圧倒的な効率化をしたいならJavaやCなどを勉強しても良いでしょう。

そして、もちろん覚えておいていただきたいのが「投資」です。今後日本が弱くなるため、日本で得た財産そのものの価値が薄れる可能性があります(円安や、急激なインフレなど)。自分の資産を上手く移動し「増やしていく」(「減らさない」)方法を学び、あなた自身やあなたの家族の財産を守って下さい。

 

5. まとめ:選択肢は2つだけ

まとめ:選択肢は2つだけ
ネガティブな情報ばかりとなりました。わたしたちが縮小経済の中で幸せに暮らす方法はたったの2つ。

  • 1つは、今まで通りの生活をするためにあがく
  • もう1つは、今までの生活を諦めて無欲になる

私は前者を選びました。性格的に、無欲にはなれないからです。だからこそ、投資を続けており、ビジネスについて学んでいます。

あなたは、どちら派なのでしょうか?