【焦りは禁物】投資で早まった行動(Pre-crastination)をすると大損する。

【焦りは禁物】投資で早まった行動(Pre-crastination)をすると大損する。

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最年少で「YAHOO! 投資の達人」に選ばれた(当時22歳)。同サイトでの予想の年別パフォーマンスは、2015年「+480%」、2016年「+1024%」2017年「+943%」。最年少ながら、2015 年に「ベストパフォーマー賞」「通年最⾼勝率者賞」の2⼤タイトルを獲得。TV 出演や四季報オンラインでの連載を経験。
【焦りは禁物】投資で早まった行動(Pre-crastination)をすると大損する。

投資本など、お金になりそうな情報を読んだらついつい試したくなってしまうもの。

投資をしていると、ちょっとした情報に一喜一憂してしまいますよね。特に、「こんな投資テクニックをご紹介!」という記事を読んだ後には、ついつい急いで投資したくなるもの。

しかし、ペンシルバニア州立大学のデイビット・ローゼンバウムらによる研究報告(Psychological Science)によると、「焦り」の弊害が予想以上に大きいことが分かりました。

多くの投資家は、この「焦り」によって、スタートから躓いてしまいます。よくあるのが、証券会社選びと投資ノウハウの活用をする時。

そこで今回は、「焦り」の危険性と、これを避けるための具体的な方法をご紹介しましょう。

 

目次

  1. 早まった行動(Pre-crastination)
  2. ケース1:証券会社選び
  3. ケース2:投資ノウハウの活用
  4. まとめ:まず助走から。

 

1. 早まった行動(Pre-crastination)とは?

早まった行動(Pre-crastination)とは?

私はこの売買テクニックで1億円稼ぎました。

こんな広告、1度は見たことありますよね。殆どの方はスパムだと思ってスルーするでしょう。事実なら素晴らしいことですが、たとえ事実だとしても全力で飛びつくような行動は絶対に避けましょう。

なぜなら、以下のような情報が欠けているから。

  • 昔は使えたけれど、今はどうなのか
  • 自分にも使えるテクニックなのか
  • どれだけの時間・手間がかかるのか

ハーバードビジネスレビューでも、私たちが目的を「上手く完遂すること」から「早くタスクを完了して開放されたい」へとすり替えてしまうことを問題視する記事が掲載されています。

HarvardBusinessReview:「仕事を早く片付ける」ことのデメリットとは

たとえば、100 m走ではゴールの位置が明確ですから、はじめから全力疾走しても構いませんよね。しかしそれが、エベレストへの登山となればどうでしょう。

長期戦となる登山では、はじめから全力疾走するなど愚の骨頂。

  • 体力の配分
  • 寝処の確保
  • 体力をセーブするルート探し
  • 高山病にかかる可能性

これらをしっかり計画して、安全かつ着実な行動をとらなければならないのです。

…投資の話に戻りましょう。

株式投資は、飛び込み営業などとは違って長期戦。それ故に、慎重に検討することが許される分野です。そして、投資初心者が犯すミスの中でも決定的なのが、3つ目を軽視してしまう点なのです。

すなわち、「わざわざコストの高い証券会社でお金を無駄にする」「わざわざ面倒な方法で投資してしまう」という間違い。本記事をお読みのあなたには、ぜひ避けて下さいね。

 

2. ケース1:証券会社選び

ケース1:証券会社選び

投資家は投資を始める前に、勝負の大半は証券会社を選ぶ段階で決しています。株式投資において証券会社はパートナーのようなもの。10年〜20年も利用するとなれば、1,000回以上取引される方が多いでしょう。

それゆえ、売買手数料やスリッページ、これらを全て加味して慎重に選ばなければなりません。にも関わらず、手数料のかさむ証券会社を選び、注文スピードの遅さに資産を蝕まれ…と、投資を始める前から失敗が確定的となっている投資家は後を絶ちません。

上手く証券会社を選ぶ方法は、以前の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にして下さい。

参考リンク:【保存版】証券会社の比較まとめ + 最先端・手数料無料の投資ツール。

 

3. ケース2:投資ノウハウの活用

ケース2:投資ノウハウの活用

最近は統計を活用して、過去の運用成績をオープンにしている投資顧問が増えてきましたね。現に、私も平均年利が30〜40%だったトレードノウハウを公開しています。しかし、重要なのはノウハウに「従うこと」ではなく、「使いこなすこと」であることを忘れてはいけません。

証券会社選びから徹底的に準備し、ノウハウが上手く機能する理由を理解し、テスト運用をしながらシグナルの使い方を理解する…

投資家がしていることは思っている以上に地味で、退屈なものなんです苦笑

にも関わらず、「とりあえずやろう!」「ワクワクドキドキしたい!」「もっと利益が欲しい!」という投資家に扮したギャンブラーが後を絶ちません。

「私は個人投資家です(キリッ」

投資家と言えば響きが良いですが、これに乗じてギャンブラーに成り下がる方は一番タチが悪いもの。しっかりと計画して、あらゆる状況に迅速・適切に対処できてこそ投資家と言えるもの。トレードシステムを利用する時に重要な情報を以下の記事にまとめておきましたので、しっかりと復習しておきましょう。

参考リンク1:【入門者必見】システムトレードを始める前に必ず知っておいて欲しい4つの専門用語
参考リンク2:投資戦略を買う前に絶対にチェックすべき3つのポイント
参考リンク3:【避難訓練】最大ドローダウン率を活かした、いざという時のための3つの対処法

 

4. まとめ:まず助走から。

まとめ:まず助走から。

投資系の広告を見ると、

「今すぐはじめなければ損!」

というキャッチコピーで溢れていますが、流されてはいけません。むしろ、きちんと計画しないことの方が「損」です。

何度も申し上げますが、投資は長期戦です。長い目で見て最も良いと思える選択をして下さいね。