逆張りのタイミングを見つけるのはカンタン。

逆張りのタイミングを見つけるのはカンタン。
逆張りのタイミングを見つけるのはカンタン。

「今月上がった」株は、来月も上がるのか? それとも、来月は下がるのか?

「順張りと逆張り、どっちが簡単なんですか?」

投資を始めたばかりの人は、順張りと逆張り、どちらで投資をすべきなのかを選ぶのって難しいですよね。個人的に思うのは、順張りは投機的、逆張りは投資的というイメージです。

逆張り投資は企業価値の観点から見るととても分かりやすいもの。ですので私個人としては、初心者には逆張りをオススメしたいですね。

「逆張り」をするときには、「どの位上がったら売ればよいのか」「どの位下がったら買えばよいのか」という点が気になりますよね。

ということで、今回は、直近1ヶ月の株価変動が、その後1ヶ月の株価変動に及ぼす影響を調査してみました。

 

目次

  1. 直近1ヶ月で40%以上下落した銘柄は、その後1ヶ月上昇しやすい。
  2. 直近1ヶ月で100%以上上昇した銘柄は、その後1ヶ月下落しやすい。
  3. 逆張り買いと逆張り売りの特徴
  4. まとめ:ファンダメンタル分析と組み合わせて使おう。

 

1. 直近1ヶ月で40%以上下落した銘柄は、その後1ヶ月上昇しやすい。

直近1ヶ月で40%以上下落した銘柄は、その後1ヶ月上昇しやすい。

初心者が初めに投資するときは、「売り」よりも「買い」をすることが多いでしょう。逆張りをするときに大変なのが、「まだまだ下がる時」と、「下がり切った時」を判別する作業。

下手をすると、下落余地が大きいにも関わらずに買ってしまい、更に下がってしまうという事態も…。さらに運が悪いと、ナンピン買いを仕掛けた後にも下落が続き、結局塩漬けに…という展開になってしまいます。

この違いを判別したい方のために、「今後の値上がりが期待できる下落率」を調査しました。調査した結果、直近1ヶ月間で株価が40%以上下落した銘柄が、以降1ヶ月株価が上がりやすいということが判明。

解析の詳細は以下のとおり、ぜひ参考にして下さい。

  • 対象とした銘柄:株価250円以上、15日間の平均売買代金5億円以上
  • 対象とした市場:東証一部、東証二部、マザーズ、ジャスダック
  • 条件にヒットしたサンプル数:892回
  • 上昇したサンプル数:461回
  • 下落したサンプル数:431回
  • 1サンプルあたりの平均株価変動:+3.48%↑

 

2. 直近1ヶ月で100%以上上昇した銘柄は、その後1ヶ月下落しやすい。

直近1ヶ月で100%以上上昇した銘柄は、その後1ヶ月下落しやすい。

空売りを視野に入れているという方は、逆張り買いをするときよりも慎重にならなければなりません。というのも、株価の上昇には限りがないからです。また、空売りには信用規制や逆日歩などの影響がありますから、上級者向けでしょう。

ですから、逆張り売りをできるタイミングは非常に限られています。

とはいうものの、過度に株価が上昇すれば、以降は株価が下落する傾向があるのも事実。今回、分析ツールを使ってチャートパターンを解析したところ、株価が100%以上上昇した銘柄は、以降1ヶ月は株価が下落する傾向が強かったことが分かりました。

解析結果は以下のとおり。ぜひ参考にして下さいね。

  • 対象とした銘柄:株価250円以上、15日間の平均売買代金5億円以上
  • 対象とした市場:東証一部、東証二部、マザーズ、ジャスダック
  • 条件にヒットしたサンプル数:884回
  • 上昇したサンプル数:263回
  • 下落したサンプル数:621回
  • 1サンプルあたりの平均株価変動:-5.35%↓

 

3. 逆張り買いと逆張り売りの特徴

逆張り買いと逆張り売りの特徴

逆張り買いと逆張り売りを行うべき具体的なタイミングが分かりましたが、実際、この条件にヒットした銘柄全てに仕掛けると痛い目に遭ってしまうのも事実。そんな事態を避けるために、それぞれの売買テクニックを復習しておきましょう。

 

逆張り買いテクニックの特徴

逆張り買いテクニックでは、「想定以上の暴落」に耐えられないという欠点があります。普段は反発する傾向があっても、リーマン・ショックや東日本大震災のような大きな暴落イベントがある際には、大きな損失を出してしまうんです。

加えて、注意しなければならないのが、そういった暴落イベントがある時に逆張りの機会が殺到するという点。これを裏返すと、普段はなかなか機会に恵まれないということになります。

ですから、この売買テクニックを使うときには「待つ」のが基本です。焦らず、じっくりとタイミングを見計らいましょう。

 

逆張り売りテクニックの特徴

逆張り売りテクニックは高勝率なのが特徴。大体、60%〜70%の確率で勝てた計算となります。

しかし、負けるとかなり痛いというのが怖いところ。他にも、逆日歩の影響で1日で5割近くの損失を出してしまうこともあるので、「見えないコスト」があるのがリスキーですね。

 

4. まとめ:ファンダメンタル分析と組み合わせて使おう

まとめ:ファンダメンタル分析と組み合わせて使おう

逆張り投資で高精度に取引するには、ファンダメンタル分析を併用するのがベター。チャートの形だけにかぎらず、企業の調査もしておきましょう。

しかし、チャートの形だけでも十分利益が挙げられることがお分かりいただけたでしょう。ぜひ、銘柄をスクリーニングされる時に使ってみて下さいね。