改めてウォーレン・バフェットの凄さを実感した

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

「3ファクターモデル」で有名なKenneth R. French教授のデータ・ライブラリを分析してみました。彼のライブラリのデータを集計したところ、ここ20年間においては上昇相場では「高収益」な会社ほど株価が上がりやすく、下落相場では「割安」な会社ほど株価が上がりやすかったようです。

「株を買うなら割安な方が良い!」「会社は高収益なほど安全だし成長しやすい!」なんてことは、投資家なら誰にでも分かることです。とはいえ、個人的には、この発見は驚くに値することでした。

何より驚いたのが、投資の神様、ウォーレン・バフェット氏の銘柄選別法の有効性が、そのまま証明されるような結果だったことです。

バフェット氏は、長年に亘って、ベンジャミン・グレアムから学んだ「割安株投資」と、フィリップ・フィッシャーから学んだ「成長株投資」の双方を組み合わせて投資を行ってきたと言われています。(ただし、彼の素晴らしさは企業選びだけではなく、買収した会社を「経営する」という手腕も含めてのものであることは、言うまでもありません)

冒頭で挙げた「高収益」「割安」の2要素は、バフェットが投資をする際、最低限、投資先に求めるポイントと被る部分が多いように思います。しかも、それぞれが真価を発揮する時期は、それぞれ異なる相場環境だと言うのだから、面白い。

バフェットのように「高収益」かつ「割安」の企業に賭けていれば、上昇相場では収益性の高さが評価され、下落相場では割安性が評価されることになるのでしょう。彼の手法を使っていれば、(多少、時流に振り回されることがあったとしても)トータルで見れば、インデックスを大きく上回ることができるのではないか?と、そう思う訳です。

もちろん、これはあくまで「過去」の話ですから、これから先もずっと有効なのか?という話とは別問題です。とはいえ、ぼく自身、18歳の若かりし頃に学んだ「バリュー株投資」や「グロース株投資」が、最近でも有効だったという結果を知り、興奮せずには居られませんでした。

– 中原良太

2018-11-19T17:50:08+00:002018年11月19日 |