ファイナンス博士の講義を受けて得られた投資の現実。

ファイナンス博士の講義を受けて得られた投資の現実。

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最年少で「YAHOO! 投資の達人」に選ばれた(当時22歳)。同サイトでの予想の年別パフォーマンスは、2015年「+480%」、2016年「+1024%」2017年「+943%」。最年少ながら、2015 年に「ベストパフォーマー賞」「通年最⾼勝率者賞」の2⼤タイトルを獲得。TV 出演や四季報オンラインでの連載を経験。

ファイナンス博士の講義を受けて得られた投資の現実。
護身のためにも知っておいていただきたい「事実」です。

「今週から、グローバル・ファイナンスの講義です」
11月初め、ワシントン大学にて、フォスタービジネススクールのファイナンス博士による講義を1週間受講してきました。
私だって、ファイナンスに関する情報提供を行っていますから、専門的な話でも結構ついていけました。
しかし、講師を務めていたJohnの「リスク」の捉え方や「哲学」は私と真逆のもので、かなり興味深かったのを覚えています。

今日は、彼の講義の中でも面白かった2つの話をしていきましょう。

 

目次

  1. 「リスク」とは、先行きが不透明であることを指す。
  2. 「ファイナンシャル・アドバイザーはサービス業だ」
  3. 私には反論できません。
  4. まとめ:株式予報の由来。

 

1. 「リスク」とは、先行きが不透明であることを指す。

「リスク」とは、先行きが不透明であることを指す。

リスクとは、「損失」のみを意味しているのではない。

「リスク」という言葉を聞くと、マイナスイメージがつきまといます。
しかし、この言葉の本質は「不確実性」という意味しかありません。

ですから、「私は100%の確率で5,000円の損をします。」という事実があったとすると、これは例え損していてもノーリスクなんですね。

ハイリスクとは、「50%の確率で利益が出るか、損が出るか分からない。」というような、先行きが不透明な状況を指しています。特に株式市場は投資家の心理状況や突然の報道などによって常日頃に、(殆どランダムに近い状態で)株価が変動していますから、ハイリスクですよね。

 

2. 「ファイナンシャル・アドバイザーはサービス業だ」

「ファイナンシャル・アドバイザーはサービス業だ」
講師のJohnのこの言葉の背景には、「未来のことなど誰にも予想できない」という前提があります。
私が、シグナル配信などをしているのも、完全否定されたワケです笑

ただ、彼の言葉はそのとおりで、私自身、未来予想のようなSFじみたことはできません
できることは、「昔上手く行った方法を真似してみませんか?」という提案だけなんです。

そして、ここには「未来は過去と同じような値動きが繰り返される」という仮説しかありません。この仮説が崩れてしまえば、私のシグナル配信も存在価値が無いと言えるでしょう。

ここからが面白い。
だから彼は、『ファンダメンタル分析もテクニカル分析も信用しない』というのです。

なるほど。そういう考え方もあるんですね…。

 

3. 私には反論できません。

私には反論できません。
彼は論説はかなり極端ですから、

「そんな馬鹿なことがあるはずがない!」

と、憤慨している方もいるかもしれません。現に投資で利益を残されている方からすれば、彼の意見は戯言のようにしか聞こえないでしょうね。

しかし、彼の話に「矛盾は無い」と私は考えています。
現に、アドバイザーの中には私利私欲が勝っている方もいますからね。

そもそも私達は、この複雑な現実世界を正確に把握することなど不可能です。どうしても、世界を単純化して考えるためにいくつか仮説を立てたり予想しなければいけないんですね。

もちろん、その予想が当たることもありますが、100%はあり得ません

ですから、私が販売しているシグナルは「アドバイス」というよりは「私が信じている情報」。彼がファイナンシャル・アドバイザーが「サービス業」であるという点には合点がいきます。私達は「正しい情報」を提供しているのではなく、「私が正しいと思う情報」を提供し、クライアントの皆さんに自信を持って投資を行っていただくこと。そして「運が良ければ」利益を残して頂くことでしかありません。

 

4. まとめ:株式予報の由来。

まとめ:株式予報の由来。
私自身、この事実は知っていました。
しかし、いざ言葉にして言われてみると、悔しいですよね笑

そもそも、私が本サービス「StockForecast(株式予報)」を始めたのも、株の天気予報を行うのが目的でした。私にできるのは、天気予報のように「当たらないこともあるけれど、判断材料にしていただき、投資判断に自信を持っていただく」ことだけ。

数千年の歴史を持つ天気予報ですら当たらないのですから、投資判断が外れるのなんて当たり前ですよね。

私が「儲かります!」とか「必ず上がります」とか言及しないのもこれが理由。私に言えるのは「昔は上がりました!」や「昔は儲かりました!」という事実の報告だけです。逆に、こんなことを言っている人は絶対に信じちゃいけないです。

読者の方にとっては興ざめかもしれませんが、、、
護身のためにも知っておいていただきたい「事実」です。

「自分は勝てる」
こんな慢心をしないためにも、Johnの言葉を心に刻んでおきたいものですね。