【要チェック】出来高を確認すべき3つの理由

【要チェック】出来高を確認すべき3つの理由
【要チェック】出来高を確認すべき3つの理由

出来高(ボリューム)は値動きパターンに絶大な影響を及ぼす。

「出来高の見方って、どうすれば良いんですか?」

よく、初心者の方から問い合わせがくる質問です。

出来高って、価格とは関係ありませんから、ついつい軽視しがちですよね。
しかし、勝つ可能性を1%でも上げたいという熱心な方にとっては、貴重な判断材料です。実際、このデータを使うだけでかなり投資を改善することができるでしょう。

今回は、出来高がなぜ重要なのか、活用事例とともに3パターンご紹介していきましょう。

 

目次

  1. 出来高別に銘柄の値動きパターンは異なる。
  2. 出来高の急激な変化には裏に何らかの意図が感じられる。
  3. 売買の活発さ・つけられた株価の影響力を定量化できる。
  4. まとめ:出来高は株価から独立した貴重な判断材料。

 

1. 出来高別に銘柄の値動きパターンは異なる。

出来高別に銘柄の値動きパターンは異なる。

最も重要なのは、「出来高に応じて値動きのパターンが全く異なる」ということです。

統計的に、出来高の大きな銘柄の方が値動きが緩やかで、出来高の小さな銘柄は値動きが激しいという傾向があります。もちろん、例外もありますが、この傾向は必ず抑えておくべきでしょう。

つまりこれは、出来高に応じて適した売買手法があるということ。

例えば、出来高の大きな銘柄ほど損切り位置は近く、小さな銘柄ほど損切り位置は遠い方が理に適っていると言えるでしょう。

他にも、出来高に応じて仕掛けの位置を変えたりする必要があります。
正確に言えば、全ての銘柄には異なる出来高・売買代金がありますから、それぞれに適した位置・リスク管理ノウハウがあります。

極端な例を挙げれば、「出来高の小さな銘柄」には通用するが「出来高の大きな銘柄」には通用しないというノウハウだって大いにあるわけです。(無論、逆も然りです。)

出来高を考慮せずに、トレード手法を一元管理するのは簡単ですが、更なる飛躍を目指している方は出来高で区分したトレードを考案してみてはいかがでしょうか。

 

2. 出来高の急激な変化には裏に何らかの意図が感じられる。

出来高の急激な変化には裏に何らかの意図が感じられる。
出来高の絶対量の他に、「変化量」も投資する上で絶好のヒントとなります。

例えば、出来高が前日比の10倍に急上昇した場合。
この背景には、何らかの材料があると考えられます。
プラス材料か、マイナス材料かは別として、「出来高が急変した」ことが今後の値動きに及ぼす影響は非常に大きいと言えるでしょう。

逆も然りで、出来高が急下落した場合も裏に意図があると考えるべきです。
具体例で言うと、日証金や東証による規制によって興ざめが発生した場合など。

出来高の急変の裏には、「決算発表」があるかもしれませんし、「サプライズな材料」があるかもしれません。この存在を、出来高量を観察することで、ある程度察知することが可能となります。

 

3. 売買の活発さ・つけられた株価の影響力を定量化できる。

売買の活発さ・つけられた株価の影響力を定量化できる。
値動きには必ず出来高が伴います。これを踏まえると、「株価が徐々に上がる」という現象を以下の2パターンで考えることができます。

  • 買い手が増え、売り板を突き破りながら株価が上昇する(出来高の上昇)
  • 売り手が減り、売り板が薄くなったところで相対的に買いが強くなった(出来高の減少)

この時、「出来高が活発な時につけられた価格」はより多くの投資家が関与した価格を示しているものであるため、「説得力の高い価格」としてみなすことができるでしょう。

一方で、「出来高が小さい時につけられた価格」は、あまり投資家が関与していない、「一時的なダマシ」のような価格と捉えることも可能です。

このように、出来高を活用することで、株価の説得力を吟味することが可能となります。

 

4. まとめ:出来高は株価から独立した貴重な判断材料。

まとめ:出来高は株価から独立した貴重な判断材料。
多くの投資家は、値動きには敏感です。しかし、出来高を使いこなしている方は少ないでしょう。

出来高は「成約した売買数」を示す唯一の指標です。
つまりこれは、「出来高でしか判別できない要素があるかもしれない」ということ。

株価の分析に限界を感じているという方は、少しだけ「出来高の分析」に寄り道してみるのも、良いかもしれませんよ。