【失敗率50%】投資家は思った以上に意思決定が下手。決定的な理由は4つもあった!

【失敗率50%】投資家は思った以上に意思決定が下手。決定的な理由は4つもあった!
【失敗率50%】投資家は思った以上に意思決定が下手。決定的な理由は4つもあった!

成功を収めている投資家は、「失敗すること」も計画のうちなのです。

「あの人、いっつも意思決定を間違えないよなぁ」

「どうやったら正しい決断ができるんだろう?」

こんなことを悩んでいる方は多いはず。

投資家なら尚更です。
自分の意思決定一つで、資産が数%増えたり減ったりするのですから、間違えたくない方など居ないでしょう。

ただ、勘違いしてはいけません。
「巨匠」と呼ばれるような素晴らしい投資家やビジネスマンだって、間違える時には間違えるのです。彼らの巨大な収益は、「成功したときの収益が失敗した時の損失を大きく上回る」よう、緻密にプランを練っていることからもたらされています。

「誰も、失敗を避けることができない」

FOSTER TO GOの記事によると、ビジネス上の(賢い方々が真剣に練ったうえで下した)意思決定でさえ、失敗率がおよそ50%にも上るという研究結果が提示されました。

私たちは、この前提を決して無視してはいけないのです。

そこで今回は、FOSTER TO GOでも紹介されている、我々が失敗を繰り返してしまう4つの理由と、失敗を避けるための6つのフローをご紹介しましょう。

 

目次

  1. 初期のイメージに引きずられてしまう:「confirmation」
  2. 一番最初の数字に引きずられてしまう:「anchoring」
  3. 自分の視点に縛られて視野が狭くなる:「framing」
  4. 過去の支出に縛られて身動きがとれなくなる:「escalation」
  5. 正しい決断を下すための6つのステップ。
  6. まとめ:広い視野を持ち、最善の選択肢を探求しよう。

 

1. 初期のイメージに引きずられてしまう:「confirmation」

初期のイメージに引きずられてしまう:「confirmation」

1つめの失敗要因はconfirmationです。

confirmationとは、「初期の信念やアイデアをサポートする情報を探索する傾向がある」という人間の行動特性のことを指します。

例えば、「この銘柄、買ったら儲かりそう」というアイデアが思い浮かんだ時、良いニュースばかりを重視して、悪材料を無視したことはありませんか?

人間は、初めの頃に持った価値観によって大きく意思決定が左右されます。
一番最初に思いついたアイデアが「買い」だろうが「売り」だろうが、本当に重要なのは「どちらにつくのが賢明なのか」を客観的に吟味することなのです。

他にも、、、
買い物をする時で例えると、
「1000円→200円」
という広告を見ると「80% OFFなのか!」と衝動的に買いたくなってしまいますよね。

しかし、本当に重要なのは、「200円で買えたとして、本当に自分に必要なものなのか」「割引はされていないかもしれないが、他にもっと安く買えるものが無いのだろうか」と、外部を見渡しつつ広い視野を以って最善策を探求すること。

身に覚えのある方は、

  • 良いニュースと悪いニュースを平等に集める
  • 目に入ったニュースは全て読む

など、視野を広げて意思決定を行うよう心がけてみることをオススメします。

 

2. 一番最初の数字に引きずられてしまう:「anchoring」

anchor

anchorとは、「錨(いかり)」のことです。
anchoringとは、「初めの数字や価値に引きずられる」という人間の行動特性のことを指します。

これは前項で挙げた例にもありますが、「値引き」などが挙げられます。

「1000円だったものが200円で売られている」という表記があると、どうしても「割安感」に引きずられて冷静な判断ができなくなりますよね。

交渉を行う時にもよく使われるテクニックで、
「200円なら買います」
と、交渉で一番最初に提案を行うと、相手はその数字に縛られて有利にビジネスが進められるというのは、営業マンならば誰でも知っている常識でしょう。

anchoringの罠に引っかからないためには、

  • 「相手の提示してきた数字」を無視する
  • 「自分にとって都合の良い数字」を再考する

などを行う必要があります。

 

3. 自分の視点に縛られて視野が狭くなる:「framing」

frame

人の視野は、小窓のように狭い

framingとは、「情報の手に入れ方」によって、主観的に意思決定を行う人間の行動特性を指します。これはかなり有名であり、プロスペクト理論により説明されています。

たとえば、

  • 「この宝くじは、10%の確率で当たります」
  • 「この宝くじは、90%の確率で外れます」

前者を見たとき、人はポジティブな印象を受けるのに対して、後者ではネガティブな印象を受けがち。

本質は全く同じものでも、伝えられ方によって人は客観的な判断ができなくなってしまうのです。

フレーミングを避けるためには、1つの物事を可能な限り多面的に見る必要があります。

例えば、

  • 他の人の視点に立つ
  • 考えうる全ての意思決定後、自分・他人へ及ぼされる影響を考える

などが挙げられます。

 

4. 過去の支出に縛られて身動きがとれなくなる:「escalation」

escalation

一度始めると「もったいない」という気持ちでやめられなくなる。

以前の記事では「サンクコスト効果」というものを紹介しました。
escalationは、以前の支出や投資によって、客観的な判断ができなくなることを指します。

例えば、

  • サイズが合わず似合わないけれど、高い服だから何度も着てしまう
  • 食べ放題に行ったとき、ついつい体に悪いのを知っていても食べ過ぎてしまう

など、身に覚えのある方も多数いるかと思います。

エスカレーションを避けるためには、まずは自分の過去の支出・投資を忘れる必要があります。そして、意思決定にあたっては「過去を捨て去る勇気」が大切。トカゲは自分の危機に瀕したとき、自分の尻尾を切断して逃れます。我々も、何かを捨てて初めて進めるようになることがあるを知っておきましょう。

 

5. 正しい決断を下すための6つのステップ。

foot step

GMのMichael Johnsonは、これらの「失敗要因」を潰すため、6つのステップを踏襲することを推奨しています。

それは、

  • 問題を定義する
  • 意思決定を行う際の判断基準を決定する
  • データを集める
  • 代替手段を挙げ、評価する
  • 最も良い選択を選択する
  • 進捗を厳しく管理し、改善を続ける。

の6つのステップです。

コンサルタント業を行う方にとっては常識とも言えるプロセスでしょうが、普段から実践している方はあまり居ないのでは?

 

6. まとめ:広い視野を持ち、最善の選択肢を探求しよう。

まとめ:広い視野を持ち、最善の選択肢を探求しよう。

時間の無い方に、上述したプロセスを行うのを強いるのは酷というもの。
これでは時間ばかりかかってしまい非効率かもしれません。

しかし、普段から広い視野を持つことを心掛けるだけで、意思決定の精度は格段に上がります。些細なことでもしっかりと熟考する癖をつけて、「重要な意思決定をする時」に備えておきましょう。

4つの失敗要因、あなたにも思い当たる節が多々あったのでは?