日経4連騰!これは大相場の始まり?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9月19日の日経平均は251円98銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は32業種となり、残り1業種が値下がりしました。

なぜかはよく分かりませんが、日経平均がかなり強気に動いていますね。米中貿易摩擦がやわらいだからでしょうか。何にせよ、上昇してくれるのは嬉しいことです。

しかし、気がかりなのは、上昇しているのは日経平均やTOPIXだけで、新興株市場は大して上がっていないという点です。ぼくら個人投資家は中小型株を好んで取引する傾向がありますから、これらの市場が上がらないと、潤った感じがしませんね。

これからの展望はどうかというと、先物市場の動きを見る限りは、日経平均は5連騰してもおかしくなさそうです。しかし、この上昇が長引くかと聞かれると「?」マークですね。

ぼくが長期的な相場上昇に対して懐疑的なのは、やはり新興株市場が上がっていない点が大きいです。大相場が来るときには、得てして大型・小型問わず、まんべんなく上昇しているときが、強い傾向があります。そう考えると、今の相場上昇だけでは「大相場が来るか」と言われると怪しいところですね〜。

…ということで、週明けは、もう一段の相場上昇に期待したいところです。ただし、長期的な上昇はまだまだ期待できないので、いつでも手仕舞いできるように、ちょっと引け腰くらいで臨むのがよいでしょうね。相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・建設(前月比+0.58%)
・空運(同+2.15%)
・ゴム(同+2.93%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、9月20日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。引き締めて行きましょう!

これが今日の有望カブだ!

【キヤノン(7751)】
ここ半年ほど、軟調な値動きを続けています。一方、ここ最近は相場の上昇も激しくなってきたことから、出遅れ感のある同銘柄に注目が集まってもおかしくないか。反発の可能性に期待したいところ。

【みずほフィナンシャルグループ(8411)】
6月22日に株価が183.9円で底打ちして以降、堅調な推移が続いています。予想配当利回りは3.5%超とまだまだ割安感のある水準。PBRも1倍割れです。PBRが低い銘柄は株価が上昇しやすい傾向がありますから、今が買いどきだと思います。

【NTTドコモ(9437)】
着々と業績が拡大している上、配当利回りも3%超と高水準。高配当銘柄は、その他の銘柄とくらべて株価があがりやすい傾向があります。権利落ち直後あたりに、買い付けてみるのもアリかと。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【地域新聞社(2164)】
業績のポジティブサプライズがあったようで、直近は株価の上昇が目立ちます。一方、9月に入ってから、株価は3倍以上にまで上昇しました。株価の急騰は、その後の反落につながりやすい傾向があります。しばらく様子見しておくのが無難でしょう。

【夢みつけ隊(2673)】
9月に入ってから、株価が急騰しています。短期間で株価が急激に上昇した銘柄は、それからしばらく反落しやすい傾向があります。また、予想PERは100倍近くと、市場平均と比べても割高です。しばらく株価が下がりやすい可能性があるので、注意しましょう。

【プロレド・パートナーズ(7034)】
9月13日に決算を発表してから、急騰しています。14日にはストップ高となりました。一方、株価が急激に上がると、反落しやすい傾向があります。しばらく様子見しておくのが無難でしょう。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

世界一安全なポートフォリオ!

資産運用をやっていると、リスクに敏感になります。増やすこと以上に、「どうやったら、資産を守れるか?」の大切さが身に沁みて分かります。

ぼくら投資家は、「リスクを管理する」のが仕事てす。だから、資産の管理には、人一倍うるさいんですよねw

ちなみに、「難しいことは分からんが、ベストな資金配分を知りたい!」って方は、カウチポテトポートフォリオがオススメですよ。

【カウチポテトポートフォリオ】
「貯蓄の半分を株式ETFに充て、のこり半分を国債ETFに充てる」

ぼく個人としては、この方法が、世界でもっとも安全な資金配分だと思います。これを使えば、景気が上がっても、下がっても、どちらに動いても、資産が手堅く残りますからね。

ETFに限らず、個別株をバイ&ホールドしている方は、この配分比率を守ったほうが良いでしょう。

ちなみに、、、

個別株を買うときは、銘柄分散をするのが良いです。

プリンストン大学の名誉教授である、バートン・マルキールは、「銘柄分散のマジックナンバーは50だ!」なんて話を、著書の「ウォール街のランダムウォーカー」で述べていた気がします。(違ったらすみません)

少資金の人からすれば50銘柄分散なんて不可能だと思います。そういう方は、「資金量÷50」銘柄に分散するか、個別株はやらずに投資信託を買うと良いと思いますよ。

一方、、、

バイ&ホールドでなければ、運用資金は常に株式になったり、現金になったりしています。

だから、ぼくのように短期間で株を買ったり売ったりしている方は、もうちょい株の比率を増やしても良いと思います。極端かもしれませんが、貯蓄の全てをシステムトレードに充てても良いでしょう。

ただし、、、

勘違いしないで欲しい点が1つ。

「株が趣味」なんてことを言う人も居ますが、趣味レベルで勝てることはありません。まぐれですら勝ちづらい世界ですから、中途半端に手を染めるのは止めましょう。

科学的根拠もなしに、テキトーに株を買ったり売ったりしている「ギャンブラー」は、個別株を買わずに投資信託に預けておいた方が身のためですよー。

プロを出し抜いて利益を出したいという方は、根拠に基づく投資(EBI)か、システムトレードがオススメです。

システムトレードについて知りたい方は、ぜひぜひ、ぼくの本を読んでくれると嬉しいですねー。

– 中原良太

2018-09-19T19:56:56+00:002018年9月20日 |