日経5日続落!今が買いどき…だよね?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9月6日の日経平均は92円89銭安でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は2業種となり、残り31業種が値下がりしました。

日経平均株価は、5日連続下落となりました。これだけ下落が続くと、「日本株は大丈夫なのかな?」と心配になる方も出てきそうですね。不安な気持ちもわかりますが、基本はそこまで憂慮しなくても大丈夫だと思いますよ。

日本の大型株は、「下がったら上がる」「上がったら下がる」のように逆張りに動きやすい傾向があります。これは「負のモメンタム効果」とも呼ばれています。

ですから、短期的に見れば、今のように連続下落している局面では、反発が期待できると思います。特に、株価が割安水準まで下がってきた銘柄を狙って買い付けるだけで、そこそこ利益が期待できるでしょう。

逆に、中小型株は、「上がったら上がる」「下がったら下がる」のように、順張りに動きやすい傾向があります。これは「正のモメンタム効果」と呼ばれています。

そんなこんなで、いま買うとしたら、「小型株よりかは、大型株の方が無難かなぁ」という気がしますね。逆に、下落が一服してきて、相場の上昇が始まったところで、資金を新興株へとシフトしていきたいですね。

大型株を中心に、相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・建設(前月比-8.23%)
・非鉄金属(同-8.20%)
・ゴム(同-8.08%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、9月7日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。引き締めて行きましょう!

これが今日の有望カブだ!

【SUMCO(3436)】
8月8日に上期業績を発表。上期は大幅増益で着地しており、好調な様子です。短期的には株価が急落していますが、今回の急落は逆張りのチャンスではないでしょうか。反発に期待します。

【資生堂(4911)】
8月8日に決算を発表。今期業績を上方修正しており、好調な様子です。上方修正した企業は、その後も上方修正を続けやすい傾向があります。その場合は、続伸の可能性も期待できるでしょう。注目のしどころだと思います。

【東京エレクトロン(8035)】
7月5日に年初来安値を更新しており、軟調な推移が続いています。一方、すでに予想配当利回りは4%超と高水準ですから、割安感があるとも期待できるでしょう。今後の反発の可能性に期待したいところです。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【地域新聞社(2164)】
業績のポジティブサプライズがあったようで、直近は株価の上昇が目立ちます。一方、9月に入ってから、株価は1.5倍近くにまで上昇しました。株価の急騰は、その後の反落につながりやすい傾向があります。しばらく様子見しておくのが無難でしょう。

【アウンコンサルティング(2459)】
5日にはストップ高となりましたが、予想PERは100倍超とすでに割高感があります。割高な銘柄は反落しやすい傾向がありますので、安易な追いかけ買いは止めておいた方が良いと思います。

【フィンテックグローバル(8789)】
7月下旬以降、株価上昇が目立ちます。これまでの相場上昇もあり、株価は一気に2倍以上に。短期間で株価が急上昇しているので、反動売りが強まる可能性に注意しましょう。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

超長期投資 VS 短期トレード

今日の話はすこし複雑なので、はじめに結論から言ってしまいましょう。

僕ら個人投資家(またはトレーダー)が、パフォーマンスを最大化したい場合、取れる選択肢は2つだと思います。しかも、この2つの選択肢は、どちらも極端です。

その選択肢は、以下の2つです。

  • インデックス運用による超長期投資
  • アクティブ運用による短期投資(トレード)

ここに載っていない、インデックス運用による短期投資(トレード)やら、アクティブ運用による超長期投資は、理に適わないと思います。だから、止めておくのが良いと思います。

なぜか?

これから、その理由について、お話しします。

インデックス投資による超長期投資

僕らのパフォーマンスを最大化できる選択肢の1つ目は、「超長期投資で利益を狙う」というものです。

これは、世界一の投資家でもある、ウォーレン・バフェット氏が推奨している手法でもあります。

超長期投資の良いところは、「税金を先延ばしにできること」です。この一点に尽きます。そして、この方法は、インデックス投資と相性が良いです。

逆を言うと、中途半端な長期投資は良くないです。それこそ、1年ごとにリバランス(お金を振り分けなおすこと)をする…といった運用は、非効率だと思います。

なぜなら、毎年リバランスをしていたら、毎年利益確定をするからです。リバランスをするたびに税金が引かれ、資産額が目減りしてしまいます。

これでは、長期投資の一番のメリットが無くなってしまいます。だから、「リバランスを最小限にとどめる」というのが、超長期投資の原則だと思います。

たとえば、「株で儲かりすぎちゃったから、すこしは現金としてとっておこう」とするのはNGだと思います。

その代わりに、可能な限り、「株を売ると税金がとられて嫌だから、現金比率は、日ごろの貯金で高めていこう」と考えるべきだと思います。

アクティブ運用による短期投資(トレード)

一方、「インデックスを上回りたい!」と考えている方は、長期投資は税金上の面で不利です。だから、市場を出しぬきたい方は、基本は短期のスタンスが吉だと思います。

…というか、超長期投資に勝つには、「この方法しかない」といった方が適切かもしれません。

「ずっと好業績が続く企業」など、この世にありません。だから、個別株の分野では、長期投資で市場を出し抜くのは困難だと思います。

(バフェットのような凄腕経営者として、じぶんで経営を成功へと導く力があるなら、話は別ですが)

よって、「アクティブ運用は、すべて短期ほど良い」と考えておいて良いと思います。なぜなら、アクティブ運用では、課税額以上の利益を、年内に新たに稼ぎ出さないと、割りに合わないからです。

ちなみに、「バリュー株投資のような、有名どころの運用術は、長期投資の方が良いのではないか?」と、考えている方もいるかもしれませんが、これは間違いです。

バリュー株投資だろうが、グロース株投資だろうが、いずれもアクティブ運用なので、短期での運用が魅力的です。

なぜなら、素早く利益確定できなければ、税金を支払うぶん、出遅れるだけで、とくに利益を得られないからです。

◆  ◆  ◆

すこし複雑な話をしてしまいましたが、「平均を目指すなら、超長期で投資しようね」「平均に「勝ちたいなら、短期で利益を出せる方法を考えようね」ってことですねー。

ちなみに。「じゃあ、超長期投資と、短期投資(トレード)の二択なら、どっちが良いのさ?」って感じる方もいるでしょう。

この質問に対する答えとしては…。個人的には、「両方を組み合わせるのが最強では?」と考えているところです。

おかげさまで、2018年の不調相場でも、いちおうプラスで乗り切っていますよー。

– 中原良太

2018-09-06T20:46:49+00:002018年9月7日 |