小型の個別株を買っても儲からないのでは?問題

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

「小型株効果(Size Effect)」というアノマリーがあります。これは、「小型株を買うと、大型株を買うよりも、儲かりまっせ」という傾向のことです。

ちなみに、小型株効果の話をすると、「単にハイリスク・ハイリターンになるだけじゃね?」と言ってくる人が居るのですが、それ違います。

小型株効果は、「リスクがそんなに増えない割りに、むっちゃリターンが高まるよ」っていうアノマリーです。経済学者たちも認める、りっぱな傾向です。

小型株効果は日本株でも見られます。だから、このアノマリーを知っている人は、「儲けたい人は小型株を買え!」なんて話もしていますね。

しかし、この話に続きがあります。

実は、「小型株効果のほぼ全ては、超絶大成功した、上位1%の銘柄のおかげじゃね?」という説が出ています。

なので、大当たり銘柄を買えなければ、小型株効果の恩恵を得るどころか、むしろマイナスになるらしいです。

つまり、何を言いたいのかというと、「小型株効果だけを理由に小型株を買っても高確率で失敗するよ」ってことですねー。

だから、小型株を買うときには、少なくとも割安性の高いものを選ばないといけませんね。

小型株効果の恩恵を受ける、もっとも確実な方法

じゃ〜、どうすれば小型株効果の恩恵を得られるのか?というと、、、その答えは単純明快です。「すべての小型株を買えば良くね?」ってことです。

つまり、小型株に特化したインデックス投資をすれば良いんじゃね?ってことですね。昔と比べて小型株効果の有効性は薄れています。

それでも、小型株に特化しているパッシブ投信には、好パフォーマンスのものも沢山あります。

だから、市場を出し抜きたい方は、「小型株効果を狙ったパッシブ型投信を買えば?」って思いますねー。

◆  ◆  ◆

昔のぼくもそうでしたが、「小型株効果」をふりかざして、「ほら!小型株を買っている私は賢いんだ!」なんてことを言っても、実利は伴わないようですねー。

アノマリーを使って投資するのも良いですが、きちんも本質を見極めてから出ないと、損をします。ぼくらも気をつけましょうねー。

– 中原良太

2018-09-05T21:53:45+00:002018年9月12日 |