日本株、来週の木曜日まで上がる?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9月5日の日経平均は116円07銭安でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は4業種となり、残り29業種が値下がりしました。

9月10日は新月ですね。世界には「ルナ・トレード」というものがあります。これは何かというと、「月の満ち欠けを頼りにトレードする」という手法ですね。なにやら怪しげな雰囲気ですが、会計学の教授さんとかが真剣に研究しているので、けっこう面白いです。

彼らによると、「新月の±3営業日は相場が上がりやすい」「満月の±3営業日は相場が下がりやすい」のだとか。「ホントかよ?」と疑いたくなる内容ですが、いちおうエビデンスもあるので、否定はしきれません。来週の木曜日までは、日本株の上昇が期待できるかもしれませんよ。

逆に、アナリストの話しを聞くと利益になるのか?っていうのも怪しいモンで、「アナリストが高評価を出している銘柄ほどパフォーマンスが悪い」なんてエビデンスもあります。そう考えると、案外、ルナ・トレードの方が、合理的なのかもしれませんね。

さて、これからの展望についてですが、「ルナ・トレード」の法則ならば、そろそろ上昇しそう…と、言いたいところですが、どうでしょうか。その点は抜きにしても、日経平均株価は逆張りに動きやすい傾向があるので、そろそろ反発してもおかしくないのでは?と、個人的には考えています。

ただし、そもそも9月は日本株市場が下がりやすい時期なので、「大きく上がる」ということ、あまり期待できなさそうですね。続落の可能性にも注意しつつ、「すこしだけ強気」めに、相場の上昇を期待したいところです。

相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・非鉄金属(前月比-7.37%)
・建設(同-6.30%)
・ゴム(同-6.25%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、9月6日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。引き締めて行きましょう!

これが今日の有望カブだ!

【ファナック(6954)】
PERやPBRに特段割安感は見られませんが、7月25日の上方修正は好材料。短期的には、需給が改善する可能性が期待できるでしょう。

【資生堂(4911)】
8月8日に決算を発表。今期業績を上方修正しており、好調な様子です。上方修正した企業は、その後も上方修正を続けやすい傾向があります。その場合は、続伸の可能性も期待できるでしょう。注目のしどころだと思います。

【東京エレクトロン(8035)】
7月5日に年初来安値を更新しており、軟調な推移が続いています。一方、すでに予想配当利回りは4%超と高水準ですから、割安感があるとも期待できるでしょう。今後の反発の可能性に期待したいところです。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【カンロ(2216)】
9月以降、株価の急騰が続いています。一方、短期間で急激に株価が上がると、それからしばらく、反落しやすい時期が続く傾向があります。しばらく、追いかけ買いは控えておいた方が良いでしょう。

【アウンコンサルティング(2459)】
5日にはストップ高となりましたが、予想PERは100倍超とすでに割高感があります。割高な銘柄は反落しやすい傾向がありますので、安易な追いかけ買いは止めておいた方が良いと思います。

【フィンテックグローバル(8789)】
7月下旬以降、株価上昇が目立ちます。株価は一気に2倍以上に。短期間で株価が急上昇しているので、反動売りが強まる可能性に注意しましょう。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

利益を出せるタイミング戦略はあるのか問題

むかーしGoogleが発表した、Google Glassを覚えていますか?

メガネをかけるだけで使える次世代デバイス。まさに、SFの世界のような道具でした。

ですが、Google Glassは、今の世の中にとっては、「早過ぎる」発明でした。あまりに次世代的過ぎて、時代が道具に追いつけなかったのです。

要するに「タイミングが違った」ということですね。(チャレンジしたからこそ、分かったということは、言うまでもありませんが。)

ちなみに、株の世界でも、タイミングは大切です。

どんなに良い会社の株を買っても、どんなにテクニカルが良くても、それでも儲からないことがあるからです。

ぼく自身、どんなに良い株を買っても、「今じゃなかったかー?」と、後悔することが、たくさんあります。

やはり、時期を間違えると、損をするということでしょうね。「何をするか?」「どうやるか?」といったことと同じくらい、タイミングも大切だということですね。

有効なタイミング戦略とは?

ちなみに、「タイミング」を見極めて利益を狙うことを、株の世界では「タイミング戦略」と呼びます。

タイミング戦略は諸説ありますが、その大半は効果がありません。

なにより、タイミング戦略そのものが、そのほかのバリュー株投資などの手法と、比べると、再現性に乏しいという問題もあります。

だから、「タイミングだけ」で利益を狙うのは、基本は止めておいた方が良いでしょうね。あくまで、補足情報にとどめておくべきだと思います。

ちなみに、インデックス投資の分野では世界的権威のチャールズ・エリスさんは、「タイミング戦略はムダだ」なんて話をしていますが、彼のように断言するのはやや乱暴に思います。

多くの経済学者さんたちが調べた結果、そこそこ有効なタイミング戦略もあります。だから、そういった研究成果を、少なからず役に立てられると思います。

ちなみに、個人的にオススメなタイミング戦略は、「休日またぎ」ですね。これは、週末効果(Weekend Effect)とか、曜日効果(Day of the Week Effect)とかと、呼ばれています。

ぎゃくに、タイミング戦略を信用できない方は、「常にフルポジション」を取るということになりますね。

そうとなると、自分で運用をするのはコストがかかりまくるでしょうから、インデックス型の株式ETFを買って、バイ&ホールドする…というのが、良さげでしょうね。

– 中原良太

2018-09-05T21:18:46+00:002018年9月6日 |