TATERU暴落は、予知できたのか?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9月4日の日経平均は10円48銭安でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は12業種となり、残り21業種が値下がりしました。

なにやら不祥事が発覚する銘柄が多いですね。個人的には、TATERUはついこないだまで持っていたので、ぎりぎり間一髪でした。ラッキーですね。

世の中、何があるか分かりません。ぶっちゃけ、不祥事銘柄を「事前に予測する」ことは、ぼくら個人投資家レベルでは不可能です(分かったら、苦労しません)。だから、事故っても良いように、分散投資を心がけるしかありませんね。

ちなみに、分散投資をするときの目安は、「50銘柄分散」です。2%ルールなんて言葉もありますが、やはり、これぐらい分散するのが理想的ですよね。

さて、これからの展望についてですが、そろそろ火曜日に相場が反発しなかったので、逆張りのチャンスは一旦終わりですね。元来、月末月初は相場が上昇しやすいという「TOM効果」なんてものがあるのですが、その効果もそろそろ終わりです。

それに、「9月は相場が下落しやすい」なんて傾向もありますから、そろそろ売り圧力が強まってきてもおかしくなさそうですね。これから週末にかけて、上昇しづらくなってきそうです。

とはいえ、今のところは、円安が進行しています(4日18時時点)。だから、短期的には相場の上昇が期待できるでしょう。

相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・建設(前月比-8.28%)
・ゴム(同-6.85%)
・非鉄金属(同-6.57%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、9月5日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。引き締めて行きましょう!

これが今日の有望カブだ!

【ファナック(6954)】
PERやPBRに特段割安感は見られませんが、7月25日の上方修正は好材料。短期的には、需給が改善する可能性が期待できるでしょう。

【トヨタ自動車(7203)】
8月3日に1Q業績を発表。1Qは増益で着地しており、好調な様子です。一方、PERやPBRの面でも、市場平均と比べると割安な水準。割安株は株価が上がりやすい傾向がありますので、買い付けるには良い頃合いと考えます。

【東京エレクトロン(8035)】
7月5日に年初来安値を更新しており、軟調な推移が続いています。一方、すでに予想配当利回りは4%超と高水準ですから、割安感があるとも期待できるでしょう。今後の反発の可能性に期待したいところです。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【アウンコンサルティング(2459)】
直近の株価上昇により、予想PERは100倍超に。割高感が出てきましたので、そろそろ反落する可能性があります。安易な追いかけ貝は止めておいた方が良いと思います。

【フィンテックグローバル(8789)】
7月下旬以降、株価上昇が目立ちます。これまでの相場上昇もあり、株価は一気に2倍以上に。短期間で株価が急上昇しているので、反動売りが強まる可能性に注意しましょう。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

【エムティジェネックス(9820)】
新興株市場が弱気に推移する中、同社株は飛び抜けて株価が上昇しています。ここ3カ月で、株価は10倍以上まで上昇しました。すでに株価は急失速しています。短期間で急騰している銘柄は、その後反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があります。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

警告:テーマ株トレードをしている方へ。

「てっとり早く利益を出したいときは、値動きが激しい銘柄を買えば良い」なんて考えている人がいるようです。

はっきり言いますが、これ、間違いです。だから、止めておいた方が身のためです。

ただし、デイトレなど、超短期で利益を出したい方や、逆張りトレードで利益を狙っている方は、ギリギリセーフです。だから、そういう方は読み飛ばして頂いて構いません。

でも、そうでない方。順張りトレードをやっている方や、テーマ株をトレードしたり、イベントトレードをしている方は、要注意です。

大切なことなので、繰り返します。「値動きが激しい銘柄を買っても儲からないし、やるだけ無駄」です。

このことについては、経済学者さんたちが、検証してくれています。

その結果、「値動きが激しい株を買っても儲からない」「むしろ、値動きが緩やかな銘柄を買った方が儲かる」というアノマリーも見つかっています。

要するに、「欲張りほど損をしますよ」ってことですね。これは、日本株市場の中でも、特に頑健に残っているアノマリーの1つです。

昔と比べて、「バリュー株を買っても利益を出しづらくなった」「グロース株を買っても儲かりづらくなった」なんて話は沢山あります。

ですが、「値動きが激しいほど、損につながる」というアノマリーは、ここ最近もふくめて、ずっと頑健です。

この記事を読んでくれている方で、胡散臭いアナリストの話をうのみにする方は居ないでしょう。

それでも、ちょくちょく、「おすすめのテーマは何ですか?」なんて話を聞かれることがあるので、お話ししておきます。

目立つ銘柄を買ったり売ったりするのは、ワクワクするのかもしれません。ギャンブルは楽しいですから、切った張ったを楽しみたい人は、そうすれば良いと思います。

ですが、真剣に「お金を増やしたい」と考えている方は、テーマ株を狙うのはやめておきましょう。人気テーマに乗っても、報われないと思います。

真剣に資産を運用している方は、ぜひぜひ覚えておいて下さいね。逆に、ギャンブルを楽しみたいだけの遊び人さんたちは、どうぞ、そのまま遊んでて下さいな…。

– 中原良太

2018-09-04T19:35:17+00:00