これから9月も相場は下がる!?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

8月24日の日経平均は190円95銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は26業種となり、残り7業種が値下がりしました。

もうそろそろ、8月が終わりますね。8月は例年、日本株市場は弱気に推移する傾向があります。この傾向は9月も続き、引き続き、日本株は上昇しづらいでしょうね。

ちなみに、「気温と相場の動き」にも相関があるようで、気温が高い時期ほど、相場は上がりづらい傾向があるみたいです。今年は猛暑が続いていますから、相場が上がらないのは、それが原因かもしれませんね。

例年、日本株市場は「夏から秋にかけて(7月〜10月)に上がりづらい」傾向があります。「気温が高いほど相場が上がりづらい」という話は、そういう意味でも、そこそこ納得の傾向かもしれません。

それに、天気も相場に影響を与えやすいようです。「晴れの日は相場が上がりやすい」「曇りの日は相場が下がりやすい」といった傾向もあります。

だから、明日の市況を知りたい方は、天気予報を見るのが、最も確実に明日の相場を占う方法かもしれないですね。

さて。余談はこれくらいにしておきましょう。

週明けの動向としては、やや弱気に動くのではないか?と考えています。そもそも「8月〜9月は相場が下がりやすい」傾向があります。だから、楽観的でいるのは危険じゃないかなぁと思います。

また、各種指数が75日線や200日線を下回っているのが弱気材料。日本株市場は、いちど下がり始めると、しばらく上昇しづらくなる傾向があります。

こういった点を踏まえると、しばらく日本株の上昇は期待しづらいと思います。

相場が上昇しづらいと考えられる、いまのような状況では、大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。

【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ パルプ・紙(前月比+3.40%)
◯ 鉱業(同+2.30%)
◯ 海運(同+1.67%)

以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。…ということで、8月27日も、気を引き締めていきましょ~!

これが今日の有望カブだ!

【資生堂(4911)】
8月8日に決算を発表。今期業績を上方修正しており、好調な様子です。7月以降は株価が下落していましたが、直近は堅調に値動きしています。そろそろ底打ったでしょうか。注目のしどころだと思います。

【コマツ(6301)】
予想PER、PBRなどはそれほど割安感はありませんが、投資家に対する利益還元意欲が高いのが嬉しいポイントです。予想配当利回りは3%。これを目当てに、投資家人気が高まる可能性が期待できそうです。

【トヨタ自動車(7203)】
8月3日に1Q業績を発表。1Qは増益で着地しており、好調な様子です。一方、PERやPBRの面でも、市場平均と比べると割安な水準。割安株は株価が上がりやすい傾向がありますので、買い付けるには良い頃合いと考えます。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【エクストリーム(6033)】
8月3日、6日、7日、8日、9日、10日、13日、15日、16日、24日にはストップ高となりました。しかし、予想PERが200倍超、PBRは15倍超と、割高感のある水準です。割高株は、のちのち下落する危険があります。株価が上がっているからといって、安易に追いかけるのは止めておくのが無難だと思います。

【日本テレホン(9425)】
ストップ高が5日連続で続き株価は一気に3倍近くに上昇しました。一方、連続ストップ高が止みました。PERは150倍超とすでに割高な水準。反落につながる恐れがあるので、安易な追いかけ買いは禁物と考えます。反落の可能性に注意しましょう。

【エムティジェネックス(9820)】
新興株市場が弱気に推移する中、同社株は飛び抜けて株価が上昇しています。ここ3カ月で、株価は10倍以上まで上昇しました。すでに株価は急失速しています。短期間で急騰している銘柄は、その後反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があります。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

相場が不調な今こそ買いたい銘柄

なんちゅ〜か、日本株はかなり弱いですね。

上昇しているのは日経平均だけで、「実態が伴っていない」という印象です。(僕が利益を出せていないだけかもしれませんが泣)

まだまだ相場は弱気です。こんな時期には、「イケイケドンドン」な銘柄を買っても、利益を出しづらいでしょう。成長株投資ことグロース株投資はびみょ〜です。

一方、相場が下落すると、「安すぎじゃね?」という銘柄がちらほら出てきます。そういう銘柄を狙ってバリュー投資するのが、良い選択だと思います。

PERやPBRが低く、予想配当利回りが高い銘柄を狙うことで、そこそこの成績が期待できるでしょう。…ということで、「株価が下がって割安になった株を逆張りで狙う」のが良いと考えています。

ちなみに、ぼく自身がよく使っている投資法は以下の3通りしかありません。それは、以下の3通りです。

【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】
年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。

【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】
暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。

【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】
人気株の下落を狙って、小さなリバウンドを狙います。

上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、過去の統計上、利益を出しやすい傾向があります。この3つの投資法を使い分けることで、どんな相場でも利益を出せると期待できます。

このパターンを踏まえた上で、僕の投資スタンスはこんな感じです。

【JASDAQ銘柄:逆張り】
注目中の銘柄例:三ツ星<5820>
PBR1倍割れ。業績は横ばいの見通しだが、PER・PBR・配当利回りはすべて割安な水準です。ここ最近は横ばいな動きが続いていますが、これから1年くらいは値上がりしやすいと期待しています。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

ちなみに、「割安株を買うと利益につながりやすい」ことについて詳しく知りたい方は、KAPPAさんの本を読むのがオススメです。ホンモノの割安株の見つけ方が、この本に書かれていますよ。

もちろん、100%の確信などはありませんので、「何が起きても対応できるよう準備しておく」のが、良いでしょうね。ということで、今週も気を引き締め直して、着実に利益を狙いましょう〜!

– 中原良太

2018-08-25T09:22:23+00:002018年8月27日 |