【ダマされるな!】ファンダメンタル分析をしている人は必見、減価償却による利益率の操作

【ダマされるな!】ファンダメンタル分析をしている人は必見、減価償却による利益率の操作

【ダマされるな!】ファンダメンタル分析をしている人は必見、減価償却による利益率の操作
京大の友人が面白い情報を教えてくれました。彼はファンダメンタル分析の達人です。

面白い話だったので、折角なので読者の皆様とも共有していきますね^^@

今回のトピックは、「減価償却」。なかなかコアな話題ですが、読む価値はあります。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。

 

目次

  1. 減価償却費の計算方法は変えることができる
  2. そんな簡単に使い分けられるの?
  3. 切り替えられた時に要注目
  4. まとめ:数字の裏にある意図を読み解く。

 

1. 減価償却費の計算方法は変えることができる。

減価償却費の計算方法は変えることができる。
減価償却の方法には、定額法と定率法の2種類があります。

友人曰く、「減価償却費は利益率を操作するために切り替えられる」とのこと。

「今年は利益をあまり出したくない」
「今年は何とかして利益を出したい」
それぞれのような時期が企業には存在しています。

この時、減価償却費の区分を使い分けることによって、利益率が操作できるというのです。
なぜなら、定額法と定率法では減価償却するスピードが異なるから。

定額法では、毎年決まっただけ減価償却されていくのに対して、
定率法では、毎年決まっただけ減価償却されていきます。

言い方を変えると、
定額法で減価償却されるスピードは常に一定
定率法で減価償却されるスピードは、最初は早く最後は遅い
こととなります。

例えば、
ベンチャー企業や、スピーディに成長したいと考えている企業は、大きな買い物をした時に、定率法で一気に減価償却を行えば一時的に節税できます。翌年以降の躍進のためにキャッシュを蓄えられるのです。

一方で、定額法を採用すると減価償却の初速が遅いため、利益が出ているように「見せる」ことができます。短期的に企業価値を高く見せたい場合などに使われているでしょう。

 

2. そんな簡単に使い分けられるの?

そんな簡単に使い分けられるの?
ここで気になるのが、「そんな簡単に操作できるの?」ということ。

実際、会計上の方針の変更を行う場合には、「なぜいま、変更するのか」について合理的な説明が必要です。また、頻繁に変更することなどはできません。

ただ、「いざという時」のために使える「テクニック」であるのは事実でしょう。
会計のプロフェッショナルならば、合理的な説明くらい簡単にできそうですからね。

 

3. 切り替えられた時に要注目

切り替えられた時に要注目
さて、ここで注目すべきなのは、
「減価償却の手法が変更された時、その裏にはなんらかの意図がある」
ということ。

注目している企業がある場合、念のため定率法・定額法の両方で試算をしておくのが無難でしょう。少なからず利益率が変わるはずですから、念のためにチェックしておきましょう。

また、定率法を多く採用している企業への投資を考えている方は、一度定額法で試算しておくのが無難です。というのも、定率法では減価償却される額が毎年変わるため、複数の決算書を比較するのに不都合だからです。

 

4. まとめ:数字の裏にある意図を読み解く。

まとめ:数字の裏にある意図を読み解く。

ファンダメンタル分析を行う目的は、「数字の裏にある意図を読み解く」こと。
減価償却費の使い分けは、「企業の意図」が顕著に現れる一要因とも言えるでしょう。

しかし、これはあくまで小手先のテクニック。
どちらを使ったところで素晴らしい利益を残す「優良企業」に投資をしたいものですね。

あなたは、どうやって数字を読んでいますか?