【初心者必見】多くの投資家がインデックスをとても気にする理由

【初心者必見】多くの投資家がインデックスをとても気にする理由
【初心者必見】多くの投資家がインデックスをとても気にする理由

初心者の方にとっては、「え、正直、なんでそんな情報を見るのか分からない!」という心境でしょう。

「こないだ、ダウ下がったね。」
「日経先物価格が……」
投資をしている人と話していると、インデックスの話題が出てくることが多々あります。

このような情報は、相場にかなり大きな影響を及ぼします。
本来ならば、加味するに越したことは無いのです。

では、インデックス指標は、相場に対してどのような影響を及ぼすのでしょうか?
今回は、日経225先物価格、NYダウ、CMEの3つの指標と共に解説していきましょう。

 

目次

  1. 日経225先もの価格は大口投資家の動きを反映する。
  2. 日経平均はNYダウの動きをコピーすることが多い。
  3. 日経平均はCMEにさや寄せする傾向がある
  4. おまけ1:為替。
  5. おまけ2:国債。
  6. まとめ:タイミング、市場の心理を測るのには最適。

 

1. 日経225先物価格は大口投資家の動きを反映する。

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初めに、「日経225先物価格」が、相場にどのように影響を与えるのかを解説していきましょう。

そもそも先物取引の役割を知らないという人が居るかもしれませんので、まずそこから解説しますね。

あなたが、100億円持っているとします。
買いたい株式の目処は付けているのですが、全額を全て使い切るのには、非常に時間がかかってしまう。なぜなら、「1度に100億円分」の買い物をすれば、株価を上げながら、高い買い物をしなければならないから。つまり、マーケットインパクトが非常に大きくなってしまうため、小分けにして買い注文を入れていかなければならないんですね。

この時、あなたが「株価が上がる」のはほぼ間違いと確信しています。

しかし、100億円を上手く活かそうとしても、自分がちまちま買いを入れている間に株価が上がってしまい、利益を取り損ねてしまうのです。

この時に役立つのが、「日経225先物」。これは、「先物を買っている人は日経平均が上がれば儲かる」「売っている人は下がれば儲かる」という単純な仕組みなものです。

あなたは、株式に買いを入れる前に、先物を大量に買って、「自分が株を買う前に株価が上がっても先物で利益を含むように」ヘッジしておくのです。そして、魅力的な投資対象のポジションを積み増していくのにつれて、徐々に先物の利益確定をしていきます。

以上のことから、既に勘の良い方ならばお気づきでしょうが、
「日経225先物」の価格が、現在の日経平均の価格よりも高い位置に乖離していると、大口投資家が以降に株式を買いに入る前兆と捉えられるのです。もちろん、逆も然り。

日経225先物と日経平均株価を比べることで、以降の相場の流れを大まかに掴むことができるのです。

 

2. 日経平均はNYダウの動きをコピーすることが多い。

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日本株式に対する、外国人持ち株比率というのをご存知でしょうか?
1990年代前半は10%に満たなかったこの値ですが、2012年には28%を超え、日に日に高まっていることが知られています。

インターネットで海外の情報を簡単に見られるように、お金の流れもグローバルになっています。そして、このような海外の投資家の方々は日本メインに取引をしているというワケではなく、世界中の市場で取引をしているのです。

現在、世界にあるマーケットの中で、最も大きな市場のインデックスはNYダウです。

先ほども述べたように、お金に国境はもはや関係ありません。NYダウが下がると、自国で被った損失を補填するため、外国人投資家は日本で購入した株式を売却し、損失を補填することが考えられるのです。

このように、ダウが上がれば日本株も上がる、ダウが下がれば日本株も下がる傾向があると考えられています。これこそ、日本市場が「コピー相場」とも言われる所以なんですね。

もちろん、この影響は長期的には続かず、短期的なものです。ですから、こまめにチェックする必要がありますね。

 

3. 日経平均はCMEにさや寄せする傾向がある

cme
この市場を見ている方は、勉強熱心ですね。

CME(Chicago Mercantile Exchange:シカゴマーカンタイル取引所)とは、全米最大・世界で2番目に大きな先物取引所です。

知らない方も居るかもしれませんが、CMEでも日経先物が売買されているんです。
そして、CMEの取引時間は日本での株式取引が始まる時間ギリギリ(7:15または8:15)まで、取引が行われています。

この結果、何が起こるかと言うと、日本で売買されている日経225先物の価格がCMEの価格に吸い寄せられるようにして寄り付くようになるんですね。これをさや寄せと言います。

例えば、
日本市場での225先物の終値が100円で、
CMEでの終値が200円だったとします。(こんなことはまずありえませんが苦笑)

普通の株式ならば、前日の終値付近(100円)で寄り付くのが当然でしょうが、225先物の場合は、海外取引所での価格に反応し、価格はCMEの終値に近づく傾向があります。(今回の例ならば、190〜210円のように近づく)

 

4. おまけ1:為替。

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インデックスとの相関を学ぶついでに、為替の影響力についても学んでしまいましょう。

既にご存知の方も多いでしょうが、日本には輸出企業が多くあります。
現状としては、輸入企業よりも輸出企業の割合の方が多いです(日経225銘柄の場合)。

これらの輸出企業にとっては、円安は非常に強い武器となります。というのも、円安の恩恵によって、より安い価格で商品を輸出できるようになるからです。ですから、円安方向へと為替が流れると輸出企業の株価が上昇する傾向があります。同様に、多くの輸出企業から編成されている日経平均株価も上昇する傾向があります。

一方で、円高となると日経平均株価や輸出企業にとっては悪材料と言えます。ですが、輸入企業にとっては好材料となり、株価が上がりやすい状況となると考えられます。

 

5. おまけ2:国債。

bonds

他にも大きな材料があるとすれば、国債が挙げられるでしょう。

国債価格の場合も為替と似たような相関にあり、
「債券価格が上がると株価が下がる」
「債券価格が下がると株価が上がる」
という傾向があります。

これは市場全体の心理を考えると理解が簡単です。

例えば、「株なんてこわい!」という弱気の相場では、

  • 着実に利息のつく債券が人気となり、価格が上がる
  • 一方で、株式の人気が無いため、価格が下がる

という傾向が見られます。

逆に、強気相場では全く逆のことが起こるのです。

 

6. まとめ:タイミング、市場の心理を測るのには最適。

まとめ:タイミング、市場の心理を測るのには最適。

「3つ」紹介します!
と言っておきながら、勢いあまって5つ紹介してしまいましたね。

些細な疑問ではありますが、理屈を知ることで、自分の投資戦略がガラッと改良できる良いキッカケになるかもしれません。

相場観を培うためにも、ウォッチしておくのがオススメです。

あなたは、どんな指標を気にしていますか?