レベル別:投資家が読むべき良書まとめ

From: 中原良太
横浜の喫茶店より、、、

声を大にして言いたいのですが、みんなモノを買い過ぎです。無駄にオシャレな服、コスパの低い車、読みもしない新聞、などなど。

心理学者のエリザベス・ダンによると、「モノを買っても幸せにはなれない」のだとか。たっかいブランド物を買っても、1カ月2カ月が経つと、もはやワクワクしませんからね。

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、かくいうぼくも、モノをたくさん買っていて、色々と後悔しています…(´;ω;`)

だから、これからは「お金の使い方を変えよう!」と一念発起しているところなんです。

ちなみに、エリザベス・ダンによれば、「幸せをお金で買う」には、「経験を買う」ことを勧めています。

ブランド物を買うより、旅行とかしたほうが、よっぽど幸せになれるよってことみたいですね。たしかに、言われてみたら、ブランド物って大半がタンスで眠っていて後悔も多い気がします。

逆に、旅行の思い出って、後悔したことはほとんどない気がしますね〜。たしかに、「旅行」はプライベートでは最高な出費かもしれません。

ちなみに、「お金を稼ぎたい!」「スキルを培いたい!」と思っている人は、セミナーとかに参加すると良いですよ。あるいは、本を買うのも良いですね。

「本だって、モノじゃないか!」と言われそうですが、本だけは例外です。じっさい、本をたくさん読む人ほど年収が高いという話もありますし、成果につながるのは、ほぼ間違いないです。

それと、セミナーに参加したり、本を買うときに一番大事なのは、講師(著者)がいっちばん大事です。

「私はこうやって1億円を、稼ぎました」系の本やセミナーは、ほぼ役に立ちませんから、読まなくて良いです。再現性が乏しいでしょうからね。

できれば、「理論構築」と「実践」を両立しているひとの本を読むと良いですね。どっかの大学の教授をしつつ、企業経営(せめて役員)を務めていたり、資産運用をがっつりやっていたりする人の本が望ましいです。

なぜ、こんなことをいうか? これには、2つの理由があります。

NG:経験則だけでは再現性に乏しい

1つ目の理由は、「単なる実践家」の話は、再現性が乏しいです。いわゆる、「わたしはこうやって1億円を稼ぎました」系の話をする人ですね。

こういう話をするひとは、だいたいが詐欺か、自慢話をしたいだけのナルシストです。大半がニセモノですから、話を聞く必要はありません。

仮に、そういう人の話を聞くとしたら、松下幸之助さんとか、ウォーレン・バフェットさんの本を読むほうが、よっぽとタメになるし、実践的です。彼らは何百億円とか、何兆円とか、その単位でお金を稼いできましたからね。

「実践家」の話を聞くときは、ほぼ確実に再現性が低いので、中途半端に成果を出している人の話を聞くのが、いちばん良くないです。

NG:理論構築だけでは実践につながらない

もう1つの理由は、「単なる理論」の話は、たとえ再現性が高くとも、机上の空論じみていて、実践的でないことが多いからです。

いわゆる、「大学教授」の話とかですね。これは大学教授が悪いという話ではありません。そうではなく、「発展途上で、実用化されていない話」とかを聞いても、ぼくらには役立てられないのです。

◆  ◆  ◆

要するに、「しっかりとした理論」と「実践まで落とし込むこと」の2つが必要ってことですね。

両方のことを兼ね備えている著者さんはあまり居ません。だから、この条件だけでも、読むべき本はかなり限られてきますねー。

ちなみに、、、

「じゃ〜、だれの本を読めば良いのさ?」ってことなんですが、ぼく個人的には、このあたりの本を読めば手堅いかなぁと思います。

○入門者向け
「難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」(山崎元、大橋弘祐)
「投資の大原則」(チャールズ・エリス、バートン・マルキール)
「年金完全ガイド」(制度を理解するための辞書的なものとして使えます)

○中級者向け
「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス)
「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール)
「株2年生の教科書」(拙著)
「株3年生の教科書」(拙著)

○上級者向け
「エビデンスに基づく株式投資(EBI)のススメ」(KAPPA)
「セイラー教授の行動経済学入門」(リチャード・セイラー)
「まぐれ」(ナシーム・ニコラス・タレブ)

○ファンダメンタル分析系
「賢明なる投資家」(ベンジャミン・グレアム)

○後回しで良い本
「成長株投資」系の本
※バリュー投資と比べて有効性が薄いので後回し
「インタビュー」系の本
※損はしないでしょうが、再現性は乏しいかと

○買わない方が良い本
「チャート分析系」のほぼ全ての本
※エリオット波動、ダブルボトム、トレンドラインなど
「私はこうやって儲けました」系の本
※高額商品を売りたいだけの場合が多いので

…とまぁ、こんなところでしょうか。

投資系の本って、たくさんあるんですが、大体は「どやっ、俺すごいやろ?」系だったり、他は「セミナーおいでよ!」と商材を売りつける系なので、ちゃんと選ばないと危ないです。

AKB48のジャンケン大会とおなじで、相場には利益を出す人も、損を出す人もいます。だから、儲かっているひとの大半は「まぐれ」なんで、そういう人の話を聞いてもムダです。

こういった点も踏まえると、いまの最先端は、KAPPAさんスタイル(EBI)や、バフェットも推奨している「インデックス投資」でしょうね。この2つが、やはり最強だと思いますよ〜。

– 中原良太

2018-08-16T20:41:45+00:00