日本株、あと2カ月は上がらなさそう?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

8月6日の日経平均は17円86銭安でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は9業種となり、残り24業種が値下がりしました。

米国が株高となったものの、日本株市場は弱気な動きが目立ちます。まだ、完全には「弱気ムード」から脱却できていないようすです。

例年、8月から9月にかけて、相場は弱気に推移する傾向があります。この傾向は「夏枯れ」「彼岸底」と呼ばれており、日本株市場は、これから2〜3カ月、つまらない状況が続きそうです。

また、これからはお盆シーズンに突入します。お盆の時期は個人投資家が資金を引き上げやすくなるのでは?と考えられており、「お盆の閑散相場」という言葉もあるくらいです。買い手が少なく、商いが薄くなりやすいと考えられますので、しばらく辛抱しなきゃいけなさそうですね。

さて、目先の展望についてですが、ここ最近の相場下落は、いったん火曜日に一段落するのでは?と考えています。相場の傾向としては、「月曜日に相場下落」した場合は、「火曜日が逆張りで株を買うチャンス」になりやすい特徴があります。ですから、1日〜2日の短期で見た場合は、株を買うチャンスとなるかもしれません。

ちなみに、今の地合いで買い付けるとすれば、個人的には、「東証二部」の銘柄が狙い目だと思います。予想PERが低く、割安な株がたくさんあるので、この市場に注目すると良いでしょう。

相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・食料品(前月比-4.38%)
・不動産(同-3.20%)
・建設(同-2.48%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、8月7日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。

これが今日の有望カブだ!

【SUBARU(7270)】
8月6日に決算を発表。1Qは大幅減益で着地しており、短期的には株価下落が目立ちます。一方、ここ最近の株価下落により、予想配当利回りが高まってきました。そろそろ、逆張りのチャンスか。

【コマツ(6301)】
予想PER、PBRなどはそれほど割安感はありませんが、投資家に対する利益還元意欲が高いのが嬉しいポイントです。予想配当利回りは約3%。これを目当てに、投資家人気が高まる可能性が期待できそうです。

【ファナック(6954)】
PERやPBRに特段割安感は見られませんが、7月25日の上方修正は好材料。短期的には、需給が改善する可能性が期待できるでしょう。

※値動きが似た株は、それから約1カ月間、株価が上がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

これが今日の要注意カブだ!

【パス(3840)】
PBRが5倍超えと高めの水準。直近は株価が急騰しています。急騰株や高PBR株は株価が上がりづらく、反落しやすい可能性が憂慮されます。追いかけ買いは控えておいた方がよいでしょう。

【エクストリーム(6033)】
8月3日、6日にはストップ高となりました。しかし、予想PER80倍超、PBR6倍超と、割高感のある水準です。割高株は、のちのち下落する危険があります。株価が上がっているからといって、安易に追いかけるのは止めておくのが無難だと思います。

※値動きが似た株は、翌日に株価が下がりやすい傾向がありました。
(調査期間:2000年〜2017年)

チャンスですよ!!!

先日、セミナー講師をつとめたときのこと。

公演中に、ぼくは、とある書籍を紹介しました。「ビジョナリー・カンパニー」という本なのですが、あなたは知っていますか?

これ、世界的な名著ですから、読んでおいた方が良いですよ。ビジネスで成功したい方も、投資で成功したい方も、どちらの場合も読んだほうが良いと思います。

ぼくは、この本を18歳の頃に読みました。ビジネスをやっていなかったら当時ですから、「この本すげー!!!」と感動しましたよ。

「できれば、この名著は、みんなに読んでいて欲しいなぁ〜」と思います。だから、セミナー中に、興味本位で「この本を読んだことがある方は、手を上げて頂けますか?」と質問をしたのです。

その公演は、日本全国で見ても、かなりレベルの高いトレーダーが集まるセミナーでした。ですから、きっと、大半の人が手を挙げると思っていました。

…ですが、結果は真逆でした。セミナー参加者のうち、手を上げたのは、1〜2割しかいませんでした。

「こんなに実力ある人たちでも、これっぽっちしか、この名著を読んでないの!?」と、正直ショックでした。

ちなみに、読書は良い習慣ですから、はやいうちに身に着けておいたほうが良いです。「年収は読書量と正比例する」というのが、日経平均の調査でもわかっています。

逆をいえば、本を読まないのは、「わたしは貧乏になりたいです」と言っているのと同じだってことです。

だから、「金持ちになりたかったら、良い本を、うんとたくさん読め!」と思います。ぼく自身、さいきん読書癖を復活させました。いまでは、週に4冊くらいのペースで、本を読んでいます。

良い本の見つけ方

ちなみに、良い本の見つけ方を知らない方は、2つの点に気を配ると良いでしょう。

1つは、「著者が誰なのか?」という点です。読むべきは、言行一致しているひとの本だと思います。だから僕は「評論家」だとか「アナリスト」が書いた本には見向きもしません。

なぜなら、彼らは言行一致していないからです。自分の言動に責任をもち、いったことをそのまま行動している人の話を聞くと良いでしょう。

にんげん、口先では何でも言えますからね。大事なのは、口先に行動がともない、成果がともなっていることです。

もう1つは、「エビデンスがたっぷりついている」という点です。読書初心者のうちは、本の末尾を開いて、参考文献(もしくは実験結果)の数を見ると良いでしょう。

内容が薄っぺらい本は、ろくなエビデンスがありません。自分の言いたいことだけを書きなぐってある本は、たくさんありますからね。

そういう人が書いている本は、あなたの役に立つことよりも、筆者のオナニープレイで書かれている本ですから、参考になりません。

だから、そういう本を鵜呑みにしないように、気をつけて下さいね。

とくにビジネス系の書籍では、名著と呼ばれる本には、高確率で、大量の参考文献が書き連ねてあります。

だから、てっとり早く良い本を見つけたいときは、本のお尻を開いて、文献がどれだけ載っているかを、確かめると良いでしょう。

ちなみに、さいきんのオススメ本は「ライフシフト」です。この本を読むと、かなり価値観が変わりますよー。

これは僕の経験則ですが、やはり成功している人ほど、読書量は多いです。

近頃は、「日本人の読書量が減っている」ことが問題だと、よく言われています。たしかに、これは日本という「国」にとっては大問題です。バカが増えてるってことですからね。

でも、ぼくらにとってはチャンスですよ。だって、本を読むほど、まわりの人たちをだし抜けるということですからね。

「まわりの人が本を読んでいないから、自分も読まなくて良いかなw」と判断するのか。それとも、「まわりの人が本を読んでいないってことは、勉強すればだし抜ける!」と判断するのか。

全ては、あなたの選択ですからね。

– 中原良太

2018-08-07T09:50:48+00:00