注目!いまこそ東証二部を買うべき理由

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

7月31日の日経平均は8円88銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は8業種となり、残り25業種が値下がりしました。

割高株と割安株の二極化が激しいですね。連結決算ベースを見ると、市場別の予想PERの平均値に格差ができていて、衝撃的です。

【市場別の予想PERの平均値】
日経平均:13.49倍
東証一部:15.11倍
東証二部:6.34倍
ジャスダック:13.97倍

予想PERが低い銘柄を買ったほうが利益になりやすい傾向があります。バリュー効果というアノマリーもあるくらいですから、今は割安株を狙って、黙って東証二部の銘柄を買うのが正解なんでしょうね。次に優先順位が高いのは、日経平均採用銘柄でしょう。

「割安株を買えば儲けやすい」というのがバリュー投資の原点です。この運用法は、まだ日本株でも有効だと考えられます。ですから、中長期を視野に投資する場合は、東証二部や日経平均株価に目を向けるのが正解でしょう。

また、目先の展望としては、月初は相場が上昇しやすい傾向(月替わり効果)があります。ですから、短期的に見ても、相場が上昇するのではないかと踏んでいます。

ちなみに、月の変わり目では、下落している株式が反発しやすい傾向がありますから、短期的に下落している割安株などを狙うと、利益になりやすいかもしれませんよ。

よって、今のような状況では、ひとまず「割安な東証二部・日経平均」に飛び乗り、相場反発の波を待ちたいところです。

相場が上昇しそうな今の状況では、これまでの下落幅が大きな、「不人気銘柄」に注目することで、今後の値上がりが期待できるでしょう。参考までに、直近1ヶ月で特に不人気な業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で不人気な3業種
・小売(前月比-3.47%)
・水産・農林(同-2.84%)
・食料品(同-2.35%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ注目してみてはいかがでしょうか。

以降は、日本相場の上昇に期待しています。よって、8月1日は強気で行きます。注意しながら、着実な利益を狙っていきたいところですね。では、8月1日も1日、引き締めて行きましょう!

これが今日の有望カブだ!

【アステラス製薬(4503)】
PERは15倍を超えており、市場平均を上回っています。割安感のある水準とはいいづらいかもしれません。しかし、テクニカル面を見ると、株価は高値を更新しており、強気な推移を続けています。中長期で値上がりしている銘柄は、その後も株価が上昇しやすい傾向(モメンタム効果)があります。損切りを設置しておきつつ、続伸の可能性に期待したいところです。

【塩野義製薬(4507)】
PBRは3倍超えとやや割高感がある。中長期的には、下落の可能性に注意しておきたい。一方、短期で見ると、足元では底堅い値動きを続けています。株価が上昇している銘柄は、その後も続伸しやすい傾向(モメンタム効果)があります。短期的には、続伸が期待できるでしょう。反落の可能性に注意しておきつつ、続伸の可能性に期待します。

【みずほフィナンシャルグループ(8411)】
6月22日に株価が183.9円で底打ちして以降、堅調な推移が続いています。予想配当利回りは3.5%強とまだまだ割安感のある水準。大型株は、割安株ほど株価が上がりやすい傾向(バリュー効果)があります。反発の可能性に期待です。

※値動きが似た株を買った場合、約52%の確率で値上がりし、約1カ月(20営業日)で約0.6%の利益につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

これが今日の要注意カブだ!

【パス(3840)】
PBRが3倍超えと高めの水準。直近は株価が急騰しています。急騰株や高PBR株は株価が上がりづらく、反落しやすい可能性が憂慮されます。31日には、ついに株価が日中反落となりました。今後の反落の可能性に注意しておきたいところです。

【イーブックイニシアティブジャパン(3658)】
7月27日の決算発表を受け、一時はストップ高となるほどの盛り上がりが見られました。一方、予想PERはすでに57倍と以上平均を大きく上回っています。急騰株は反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があるうえ、割高感が見られることから、中長期的には、元の水準へと回帰すると考えます。

※値動きが似た株を買った場合、約65%の確率で値下がりし、1日で約1.6%の損失につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

これがホンモノの投資本だと思います。

先日のメルマガで、「儲かる銘柄を探すのは時間のムダだから、やめておけ!」という話をしました。

この言葉の本質は、「短期的にしか使えないことに、時間を使うのは勿体無いよ」「だから、ずっと使えることに時間を使おうよ」って話でした。

だから、「儲かる銘柄」を探すことよりも、「儲かる銘柄の見つけ方」を、1つで多く勉強しましょうってのが、僕の持論です。

スクリーニングの仕方を徹底的に勉強して、それから、全自動で銘柄を見つけられるように、自動化してしまえば良いじゃんって思います。

こんな話をすると、「いやいや、手作業だからこそ、見つかるチャンスがあるのさ」とか、「第六感が大事なんだよ」って反論が聞こえてきます。

ですが、ぼくはそうは考えていません。「第六感が正しい」って言うなら、その有効性を統計的な観点から実証してからにしましょうね。

5年〜10年という、長期に亘って、市場平均を上回る成績を出して、億万長者になってみせて下さい。そのうえで、自分が天才でないことも証明してください。そのうえで、「中原くん、君の言うことは間違いだよ」と言うのなら、納得します。

ぼくが尊敬している投資家〜KAPPAさん〜

とある超賢い投資家さんは、「株式投資をやるなら、EBIを実践するべきだ」って言っていました。EBIってのは、「Evidence Based Investment(証拠に基づく投資)」の略です。

ちなみに、ぼくはこの人を半ば崇拝しています。「むっちゃ賢い!すげぇ!」と思っています。

この人のハンドルネームはKAPPAさんと言うのですが、この人の本は一読する価値がありますよ。気になる方は、読んでみて下さい。

エビデンスに基づく株式投資(EBI)のすすめ

この本では、EBIを勧めているとともに、過去に株価が上がりやすかった銘柄の特徴を紹介してくれているという点です。

なんとなーく感覚に頼って企業分析してきた人とかは、目からウロコの内容が詰まっていますよ。「フワフワッ」とした話ししかできない、インチキアナリストたちとは格が違います。

目指すなら、どこぞの怪しげなアナリストさんや、天才を目指すのではなくて、KAPPAさんのような人を目指した方が、儲かると思いますよー。

この本の話は、また機会があれば、詳しく取り上げて行こうと思います〜。お楽しみに!

– 中原良太

2018-07-31T19:04:23+00:002018年8月1日 |