今週末、日本株は絶好の買いどき?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

7月26日の日経平均は27円38銭安でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は30業種となり、残り3業種が値下がりしました。

ドル円は1ドル=110円台に突入しました。円高の進行によって、日本株市場は大型株を中心に下落しやすい地合いでしたね。日本株を取引している投資家の約7割は海外投資家です。だから、円高が進むと海外にとっては日本株は割高になりがちで、株価が上がりづらくなりますね。

これから先の展望はどうなるか?というと、週末ということもあり、様子見ムードが強まる可能性があります。週末、日本株市場は、土日の株式持ち越しを避け、株式が売られやすいと考えられます。よって、週末にかけては、もう一段の下落となる可能性に注意しておきましょう。

ちなみに、26日12時時点で、日経平均の先物はやや弱気に推移しています。先物が下落しているときは、株式市場も上昇しづらい傾向があります。よって、27日の相場上昇は期待しづらいでしょう。

上昇が期待しづらい、今のような状況では、ここ1ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。

【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 石油・石炭(前月比+16.08%)
◯ 銀行(同+6.84%)
◯ 電気・ガス(同+6.24%)

以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。

一方、てっとり早く利益を出したい方は、「強い相場に乗る」のが鉄則です。ですから、今の相場では、TOPIXやジャスダック・マザーズよりも、日経225や東証二部に注目すると良いでしょう。

今のような状況では、日経225や東証二部の銘柄の下落を拾って、反発を狙うのが得策だと考えます。仕込むには、良い頃合いかもしれませんね〜。

…ということで、7月27日も、気を引き締めて臨みたいところですね。…ということで。7月27日も、気を引き締めていきましょ~!

これが今日の有望カブだ!

【KDDI(9433)】
中長期で株価は着々と上昇しています。終値は75日線や200日線を上回っています。中長期で株価が上昇している上昇トレンド銘柄は、株価がそのさき3カ月~1年間ほど上昇しやすい傾向(モメンタム効果)があります。このまま続伸に期待したいところです。

【三井住友フィナンシャルグループ(8316)】
これまでの株価下落により、予想配当利回りは3.5%超。PBR株は0.60倍と1倍割れ。低PBR株は株価が上がりやすい傾向(バリュー効果)があるので、今後の値上がりの可能性に期待です。

【みずほフィナンシャルグループ(8411)】
6月22日に株価が183.9円で底打ちして以降、堅調な推移が続いています。予想配当利回りは4%弱とまだまだ割安感のある水準。PBRも1倍割れです。PBRが低い銘柄は株価が上昇しやすい傾向(バリュー効果)がありますから、今が買いどきだと思います。

※値動きが似た株を買った場合、約52%の確率で値上がりし、約1カ月(20営業日)で約0.6%の利益につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

これが今日の要注意カブだ!

【ジェネレーションパス(3195)】
23日、24日、25日と3連続でストップ高となりましたが、26日には一服しました。急激に株価上昇した株は、反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があります。ですから、これまで急騰してきた同社株は、これからは反動売りが強まる可能性があります。うかつに追いかけ買いするのは危険と考えます。

【アーバンライフ(8851)】
25日、26日と2連続でストップ高。急激に株価上昇したことから、これからは反動売りが強まる可能性があります。短期間で上昇した銘柄は反落しやすい傾向がありますので、うかつに追いかけ買いするのは注意しましょう。

【エムティジェネックス(9820)】
新興株市場が弱気に推移する中、同社株は飛び抜けて株価が上昇しています。ここ3カ月で、株価は2倍以上に上昇しました。短期間で急騰している銘柄は、その後反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があります。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株を買った場合、約65%の確率で値下がりし、1日で約1.6%の損失につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

テクニカルもファンダメンタルも無意味!?

僕ら投資家やトレーダーには、二大派閥があります。それは、「テクニカル派」と「ファンダメンタル派」です。

テクニカル派は、「チャートには全ての情報が織り込まれている」と考える派閥です。(支持線とか、抵抗線とかっていう考え方ですね)

ファンダメンタル派は、「企業価値が、価格を形成する」と考える派閥です。(PERとか、PBRって考え方です)

お互い、もっともなことを言っています。ですが、実は、プリンストン大学の名誉教授からすれば、「ぶっちゃけ、どちらも使えないよ?」という話がされています。

じゃあ、世界の学者さんたちはいま、どんなことを研究しているのか?というと、「効率的市場仮説論者」「行動ファイナンス論者」の二大派閥に分かれていると言えるかもしれません。

「効率的市場仮説論者」(提唱者:ユージン・ファーマ)は、「市場はいつも効率的(=ミスプライスが発生しない)」という前提に立っています。

一方、「行動ファイナンス論者」(提唱者:ダニエル・カーネマン)は、「人間は不合理で、たびたびミスをする」って前提に立っています。

どちらも、真逆な概念なので、バチバチぶつかりあっているみたいです。現代の科学では、どちらが正しいかは決着がついていません(笑)

ただし、確実に言えることは、「効率的市場仮説論者」が正しく見える側面もあるし、「行動ファイナンス論者」が正しく見える側面もあるってことです。

だから、ぼく個人としては、「どっちが正しいか分からないんだから、両方の考え方を知って、両方の立場から最善のアプローチを取るべきじゃね?」と考えています。

たとえば、「効率的市場仮説論者」の立場に立つと「インデックス投信をバイ&ホールド戦略で買うのが最強じゃね?」ってのが結論です。だから、我が家では350万円ほどの資産を、この立場に立って運用しています。

一方、「行動ファイナンス論者」の立場に立つと「システムトレードを使って、ミスプライスを見つけるのが最強じゃね?」と考えています。我が家では、550万円ほどの資産を、この立場から運用しています。

要するに、「どっちが正しいか分からないし、どっちも正しそうだから、両方を使いましょう」ってのが、ぼくの持論です。

資産運用を始めてから、10年。やっとこさ、運用スタイルが確立されてきました(笑)

10年目のいまも、失敗が絶えません。(なんかい、取引に後悔したことか…!笑)

でも、着実に、一歩ずつ、資産運用の腕が上がっている実感がありますねー。この調子で、ガツガツ運用していきますー。

– 中原良太

2018-07-28T16:32:33+00:002018年7月27日 |