日本株、ついに反落か?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

7月25日の日経平均は103円77銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は23業種となり、残り10業種が値下がりしました。

為替の動きが一服しました。もともと日本株を取引している投資家の約7割は海外投資家です。だから、為替が動かないと、相場に動きも閑散としがちです。目立った買い手がかりも売り手がかりもないので、方向感が乏しいですね。

市場別の動向を見ると、「日経平均株価」や「東証二部指数」が強気です。これらの2つの指数は、終値が75日線や200日線を上回っています。

終値が中期線や長期線を上回ると、そのさき四半期〜1年ほど株価が上昇しやすい傾向があります。ですから、今の時期は、これらの市場の銘柄を買い付けるだけでも、そこそこ利益を出せると期待できるでしょう。

一方、TOPIXやジャスダック・マザーズは75日線や200日線を回復しておらず、弱気な動きが続いています。よって、これらの市場に該当する銘柄は買い付けない方が良いでしょう。少なくとも、目先1カ月ほどは上昇が期待しづらい状況だと思います。

24日、25日と相場が上昇してきたので、このまま勢い任せで飛びつくのは賢明とは思えません。相場が上下上下を繰り返す傾向がありますから、反落したところを狙うのが得策だと考えます。

ちなみに、25日18時時点で、日経平均の先物は弱気に推移しています。26日は弱気に推移していますから、相場の上昇は期待しづらいでしょう。

上昇が期待しづらい、今のような状況では、ここ1ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。

【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 石油・石炭(前月比+15.58%)
◯ 銀行(同+5.72%)
◯ 電気・ガス(同+4.32%)

以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。

一方、てっとり早く利益を出したい方は、「強い相場に乗る」のが鉄則です。ですから、今の相場では、TOPIXやジャスダック・マザーズよりも、日経225や東証二部に注目すると良いでしょう。

今のような状況では、日経225や東証二部の銘柄の下落を拾って、反発を狙うのが得策だと考えます。7月26日も、気を引き締めて臨みたいところですね。…ということで。7月26日も、気を引き締めていきましょ~!

これが今日の有望カブだ!

【ファナック(6954)】
7月25日に決算を発表。上期業績を上方修正しており、絶好調な様子です。このまま中長期線を上回ることがあれば、一気に強気相場入りが期待できるでしょう。今後の動向に注目しておきたいところです。

【三井住友フィナンシャルグループ(8316)】
これまでの株価下落により、予想配当利回りは3.5%超。PBR株は0.60倍と1倍割れ。低PBR株は株価が上がりやすい傾向がある(バリュー効果)ので、今後の値上がりの可能性に期待です。

【みずほフィナンシャルグループ(8411)】
6月22日に株価が183.9円で底打ちして以降、堅調な推移が続いています。予想配当利回りは4%弱とまだまだ割安感のある水準。PBRも1倍割れです。PBRが低い銘柄は株価が上昇しやすい傾向があります(バリュー効果)から、今が買いどきだと思います。

※値動きが似た株を買った場合、約52%の確率で値上がりし、約1カ月(20営業日)で約0.6%の利益につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

これが今日の要注意カブだ!

【ジェネレーションパス(3195)】
23日、24日、25日と3連続でストップ高。急激に株価上昇したことから、これからは反動売りが強まる可能性があります。短期間で上昇した銘柄は反落しやすい傾向がありますので、うかつに追いかけ買いするのは注意しましょう。

【ネオス(3627)】
予想PERは既に200倍超え。高PER株は株価が反落しやすい傾向があることから、安易に追いかけ買いするのは危険と考えます。また、値動きが激しい銘柄ほど株価が上昇しづらいので、買わない方が良いと思います。これからの反落の可能性に注意しておきましょう。

【エムティジェネックス(9820)】
新興株市場が弱気に推移する中、同社株は飛び抜けて株価が上昇しています。ここ3カ月で、株価は2倍以上に上昇しました。短期間で急騰している銘柄は、その後反落しやすい傾向(リターン・リバーサル効果)があります。安易な追いかけ買いは禁物と考えます。

※値動きが似た株を買った場合、約65%の確率で値下がりし、1日で約1.6%の損失につながりました。
(集計期間:00年1月1日~18年2月28日)

「アイデア」は害悪だ。

「あなたって、アイデアマンよねー」

これは、晩御飯を食べていたとき、ふいに奥さんに言われたことばです。なぜ、こんなことを言われたのかというと、「いかにラクして仕事をする方法」とか、「手を抜いて同じ成果を出す」とか。僕が、そんなことばかりを考えているからです。

僕は、「ラクして成果を出す」のが得意です。資産運用の場合で言えば、「ほったらかしで利益を出すテクニック」とか、「1日3分で有力株を見つける方法」とか。僕は、そういったことを、考えるのが得意です。

僕にとっては、「いかにラクして成果を出すか」を考えるのは、当たり前の習慣です。だって、同じ成果を出すなら、ラクな方が良いじゃないですか?笑 ですが、奥さんから見ると、僕の脳みそは特殊に見えているようです。

「奇抜なアイデア」を持ち、クリエイティブな思考を持っていると勘違いされているみたいなんです…。

アイデアなど持っていない

ですが、僕はとりわけ、独創的なアイデアを持っている訳ではありません。それに、いわゆる、「イノベーティブ」だとか、「クリエイティブ」と呼ばれる、右脳的な思考が得意な訳でもありません。

じゃあ、どうやって着想してるの? って話は、あとで話します。

◆  ◆  ◆

これは僕の持論なのですが、「アイデアを持っていても、成功できない」と考えています。だって、アイデアを持っているだけで成功できたなら、世の中はもっと金持ちだらけでしょ?

でも、実際はそうじゃないのだから、「アイデアを持っていること」そのものには、それほど、価値があるとは思いません。じっさい、スタンフォード大教授の、ジム・コリンズは、著書の「ビジョナリー・カンパニー」で、

「すばらしいアイデアと卓越した業績には相関がない」
「むしろ逆相関している可能性すらある」

といった旨の話をしています。

要するに、「アイデア」なんて、どうでも良いってことが、ビジネスの観点からも実証されているんです。むしろ、彼の説が正しいとすれば、アイデアは害悪みたいですよ。だから、アイデアに頼るってのは賢い人のやることじゃないと思います。

アイデアよりも大切なこと

…で、ここからが大事な話で、「アイデア」よりも、もっともっと大切なことがあります。これは、数ある研究から実証されています。

「アイデア」よりも大事なこと。それは、「現実を直視する」ことです。

これもまた、ジム・コリンズによる研究成果です。彼は、「素晴らしい企業は、現実を直視できる」という話をしてくれています。経営学的に見て、現実を見ることのできる企業ほど業績が良いし、卓越した成果を出しているってことなんです。

…だから、僕は、「現実をベースに計画を練る」ってのが、大事だと思っています。

たとえば、資産運用の場合なら、「中長期で株価が上昇している株は、下落している株よりも株価が上がりやすい」っていう、統計的な傾向があります。これは、何百万サンプルも調べた上で、得られた傾向なので、事実です。この傾向は、モメンタム効果とも呼ばれていますね。

ですから、この事実をベースに、「逆張りトレードは危ないからやらない」「順張りトレードの方が利益を目指すのが得策だろう」と、積み木を積み上げるように、最短経路で成果を出す方法を考えています。

はたから見れば、これは「アイデア」に見えるのかもしれません。ですが、僕から言わせれば、こんなのアイデアでもなんでもなくて、「事実に基づいて考えた結果の、当然の帰結」なんです。

表面だけを見ている人には、気づかれないのかもしれませんが、ぼくがアイデアマンに見えることの本質は、「現実に興味を持ち、探求すること」「現実を基準に計画を練る」ことだと思うんです。

科学的な根拠に基づいて、「成功しやすい」ものを取り入れてるってだけなんですよね〜。

– 中原良太

2018-07-26T11:00:08+00:002018年7月26日 |