From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

今日は自分を戒めるために、
記事を書いていきます。

僕は、完璧主義です。
美しくないものが、許せない。

「理路整然」としたものが好きで、
「支離滅裂」なものが嫌いです。

だから、、、

売買ルールを考案するときにも、
どうしても「美しさ」を求めてしまう。

相場の傾向とは関係ないところに、
自分なりの「美学」を求めてしまうんです。

たとえば、、、

こういうルールは、
気持ち悪く感じます。

AND
├終値(分割調整前)が93円以上
├売買代金が4700万円以上


雑然とした数字に、
どうしても嫌気が指してしまうのです。
(自分勝手なのは分かっています。でも、そう感じてしまうのです。)

どうせなら、
有効数字は一桁に統一したい。

だから、こんな感じのルールを、
美しいと感じます。

AND
├終値(分割調整前)が100円以上
├売買代金が5000万円以上


すべて四捨五入しただけです。
やったことはそれだけなのてすが、
こちらの方がきれいに見えるんですよね。

他にも、条件式が多いと、
それはそれで嫌気が指します。

それこそ、20〜30の条件式を
使っているルールよりも、

4〜5の条件式で成り立っている、
シンプルなルールの方が、好みですね。

 

「資産曲線のここが嫌だ」

ここまでの話は、
まだマシな方です。

なぜなら完璧主義のおかげで、
一部、過剰最適化を避けられているという、
そんな側面がありますからね(笑)

でも、、、

「良くないなぁ〜」と思っている、
考え方のクセも1つあって。

それは何かと言うと、
「資産曲線に美しさを求める」
という点です。

少し凹みがあると、
「ここが良くない」とか、

ガタついているところを見ると、
「気持ち悪い」と感じるとか、

こういう癖は、直さなきゃいけないなぁと、
ヒシヒシと感じています。

「資産曲線をきれいにしたい!」
という気持ちは、

システムトレーダーなら、
誰もが抱く感情だと思うのですが。

この感情が強すぎる人は、
泥沼にハマると思うんですよね。

なぜかというと、ほぼ無意識的に、
「過剰最適化したい!」と
考えてしまうからです。

これは個人的な見解なのですが、
「検証結果の細かな改善」ばかりに、
気を取られている人は、

過剰最適化の泥沼にハマって、

どんどん運用成績が
悪化している印象があります。

「木を見て森を見ず」とでも、
表現すれば良いでしょうか。

たしかに資産曲線は
きれいになっていくのだけど、

みるみる再現性が落ちていくっていう。
そんなことをしてしまうんですよね。

これは、本当に危なくて、
ぼく自身、気をつけています。

 

「美しい」=「良い」…ではない!

ここで、大事な話をします。

システムトレーダーの方は、
心して聞いて下さいね。

システムトレードでは、
「美しい=良い」とは限りません。

というか、論点はそこてはありません。

もともとシステムトレードは、
「統計」に基づく取引手法なので、

「統計学的に正しい」ものこそ、
「美しい」「正しい」のであって、

道を外れるものは、
どんなに美しい資産曲線でも、
そこに価値は無いと思うのです。

だって、それはルール違反ですからね。

ここを無視している限りは…

良いルールは作れないと
そう思うんですよね。

– 中原良太

 

PS

あ、そうだ。ぼくが、運用法を考えるときの基本的な概念を、この1冊にまとめました。ヒミツを知りたい方は、ぜひ読んでくれると嬉しいな(*´ω`*)

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