沢山投資ノウハウを持つ人が知るべき効率性を示す指標

沢山投資ノウハウを持つ人が知るべき効率性を示す指標
沢山投資ノウハウを持つ人が知るべき効率性を示す指標

「沢山の投資ノウハウを持っているんだけど、組み合わせに困っています」先日のセミナーの受講者さんが話していたコト。

うらやましい悩みですね笑
普通の方ならば、「そもそも投資ノウハウがありません」という場合が殆どなんですが笑

著名トレーダーの齋藤さんともお話ししていたんですが、「こういう戦略をメインで使った方が良いですよ」という確固たる優先順位があるんです。

今回は、「どんな投資ノウハウを優先的に使うべきか」というお話しをしていきましょう。

 

目次

  1. 沢山ノウハウを持っている人はシグナルを徹底選別できる
  2. 利益を最重視するならば、この指標を計算しておこう!
  3. この指標には、どんな意味があるの?
  4. さらに、上級者にはこんなテクニックも。
  5. ちょっとだけ補足
  6. まとめ

 

1. 沢山ノウハウを持っている人はシグナルを徹底選別できる

沢山ノウハウを持っている人はシグナルを徹底選別できる

9月20日に行ったセミナーの後、受講者の方や億トレーダーの齋藤さんに、以下のようなコメントを頂きました。

「普段、人の作成した投資ノウハウを使うことは無いんですが、今回初めて中原さんの投資テクニックをポートフォリオに加えました。」

なんてありがたいお言葉…!!
セミナーの準備には何かと苦労した事があったのですが、この一言を頂戴した瞬間、疲れが吹っ飛びました笑

ただ、私の投資ノウハウが齋藤さんのメインとして使われているかと言えば、そんなことはありません汗
他の戦略を「補完」するという意味で使ってくれているようです。

そんな齋藤さんから、冒頭の質問へのアドバイスがありました。

「色んな売買ノウハウを持っている人は、シグナルの数よりも質を重視した方が良いですよ」

以前、「投資機会を最大化しよう」という話をしたかと思いますが、実際に重要なのは「投資機会」だけではありません。

持っている資金を全て捌くだけのシグナルがあるならば、シグナルの「質」にまでこだわる余力ができるようになるんですね。

 

2. 利益を最重視するならば、この指標を計算しておこう!

利益を最重視するならば、この指標を計算しておこう!

資金が少ない人ほど、勢い良く資産を形成していきたいもの。
(私もその一人ですが…笑)

こんな方は、シグナルはいろいろ知っているものの、「シグナルを捌くだけのお金」を持っていないんですよね。

ですが、シグナルをいろいろ知っているのは大きな武器。本記事を参考にして、
「より高効率なシグナルはどれか」
を見分けられるようになりましょう。

その指標の計算するには、以下のことをまず確かめなければなりません。

・1トレードで得られる平均損益(期待値)
・そのトレードが実現する(約定)する確率(約定率)
・1トレードにかかる平均保有期間

そして、これらの数字を、以下のように計算して下さい。

1シグナルの効率性 = 期待値 × 約定率 ÷ 平均保有期間

 

3. この指標には、どんな意味があるの?

この指標には、どんな意味があるの?

この指標は個人的にも沢山使っていますので、この機会に命名することにしました。

名付けて、
EF = Efficiency Factor :効率性指標

格好良いでしょ?笑

「なんだか計算ばっかりで意味が分かんないや」

という方のために、この指標にはどのような意味があるのかを解説していきますね。

まず、先ほどの計算式を振り返りましょう。

1シグナルの効率性(EF) = 期待値 × 約定率 ÷ 平均保有期間

端的に言えば、「1つのシグナルが介在している1日あたりの利益率」です。
この指標が大きいシグナルを優先することで、圧倒的に資金効率を高めることが可能です。

 

4. さらに、上級者にはこんなテクニックも。

逆指値注文を使っている投資家は、注文価格と差し押さえられる資金余力にも乖離が生じるでしょう。また、スリッページも同様です。

さらに、上級者にはこんなテクニックも。

つまり、シグナルの優先順位を更に厳密に計りたい場合は、

EF ×(差し押さえられる資金余力量 ÷ 注文価格)×(期待値 – スリッページ / 期待値)

を算出してみるのも良いでしょう。

 

5. ちょっとだけ補足

ちょっとだけ補足

要望が多くございましたので、計算式の意味を深く解説します。

シグナル1つに資金を投入するとします。このとき、発注を行いますから、資金が拘束されますよね。
この間、「まだ使っていない」にも関わらず、お金が動かせない状況になるワケです。

まず、「1トレードで得られる収益」(期待値)が大きくないといけないのは必然。
利益の見込みが薄いのに投資するのはギャンブラーぐらいしかいないでしょう。

加えて、「資金拘束されたのに、約定しない」のでは、いくら収益性が高くても、シグナルに従ったところで利益が得られない。そして、機会損失が大きいと言えます。

1シグナルに従う価値というのは、「期待値」×「約定率」というように、約定率まで加味されてなければなりません。

最後に注目すべきなのが、「資金拘束される日数(平均保有期間)」
1トレードの期待値が100%、約定率が100%だとしても、保有期間が10年あったら、大した利益は得られません。効率的に運用するためには、「短時間で」「収益性が高く」「約定されやすい」シグナルを優先すべきということが分かります。

なお、本記事は「収益」にフォーカスしており、「リスク」は一切加味していません
ですから、「自分ならどれくらいの損失に耐えられるか」など、リスクも加味した上で、シグナルに優先順位をつけていくことがベストでしょう。

 

6. まとめ

まとめ

受講者の皆さんや齋藤さんとのお話しを通じて、非常に貴重なアイデアを掴むことができました^^@
ありがとうございます!

EF(効率性指標)、個人的にはかなり良い名前なのではないかなぁと思います。

あなたがシステムトレーダーならば、きっと役立つはず!
ぜひ一度、計算してみて下さいね^^@