From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

何年か前。トレーダーたちと、雑談していたときのこと。

「中原さんは、どれくらいのパフォーマンス(年利)が、目標ですか?」

と聞かれました。

この質問を聞いたとき、ぼくは「ナンセンスだなぁ…」と思いました。

あまりにたくさんの人から聞かれるので、いちおう僕にもパフォーマンス目標があります。

「システムトレードで、年利50%を目指す」とか、「インデックス投資で年利10%を目指す」というのが、その目標です。

でも、、、

パフォーマンス目標なんて立てて、何の意味があるんですか? 相場の未来なんて、誰にも分かりません。最善を尽くせれば、それで良いんです。

それこそ、無理やり達成しようとすれば、リスク管理が、ずさんになるでしょう。もし失敗したら、目も当てられません。こんな危険を犯すぐらいなら、パフォーマンス目標なんて無いほうがマシです。

そう考えると、パフォーマンス目標は、「百害あって、一利なし」だと思うんですよね。立てるだけ、ムダだと思います。目標を立てる時間があるなら、相場を分析してた方が100倍マシです。

 

正しい目標の立て方

勘違いしないで下さい。ぼくは別に「目標を立てるな」と言いたいのではありません。むしろ、目標を、立てることには賛成です。

問題は、「なにを目標とするか?」です。

「年利50%が目標です!」なんて掲げている、僕が言っても説得力が無いかしれません。でも、言わせてください。

パフォーマンス目標には、意味がありません。だって、相場の未来は誰にも分からないからです。分からないものを目標にしたって、意味ないですよね?

じゃあ、どうすれば良いのか? 僕は、「環境に左右されないこと」を目標にするのが良いと思います。

たとえば、「1月には日経平均のチャートを、徹底的に分析する。そして、研究結果を活かした、新しい投資戦略を作る」とか。

これが、正しい目標の立て方ですよね?

どんなに頑張ったって、パフォーマンスは相場に左右されます。相場の未来が分からない以上、パフォーマンス目標を立てること自体が、ナンセンスなんです。

でも、「投資戦略を作る」とか、「日経平均を分析する」とか。そういったものは、環境に左右されません。運にも左右されません。自分さえ頑張れば、達成できます。

目標にすべきは、こういうものだと思うんですよね。「たまたまできること」「たまたまできなくなること」は、目標にふさわしくないです。

目標は「使いこなすもの」です。なのに、「目標に振り回される人」をよく見かけます。振り回されている人は、きっとこの部分を、履き違えているんでしょうね。

「年利50%が目標」かぁ。じぶんで言っていて、滑稽だなぁ。ナンセンスだよなぁ。

– 中原良太

 

PS

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