たったの2パターンしかない、リスク管理の実践方法

たったの2パターンしかない、リスク管理の実践方法
たったの2パターンしかない、リスク管理の実践方法

「リスク管理を徹底しなさい」。どんな投資本にも書いてある言葉、ベスト10。

リスク管理は誰もが重要だと言っています。

「でも、どうすれば良いの?」
最近、読者の方からもこのような質問を受けることが増えてきました。

それもそのはず。
「リスク管理を徹底しなさい、じゃないと破産しますよ!」
「誰もリスク管理を教えてくれない。(だから、自分で考えろ!)」
という記事ばかりで、具体的な方法論については誰も教えてくれない。。。

そこで今回は、リスク管理を実践する方法を2つ、お教えします。
これを読むだけで、ぐーんと投資も上達できるはずです!

 

目次

  1. リスク管理の方法、その1「リスクを避ける」
  2. リスク管理の方法、その2「リスクを減らす」
  3. まとめ

 

1. リスク管理の方法、その1「リスクを避ける」

リスク管理の方法、その1「リスクを避ける」

結構、この点を忘れている方もいますから備忘録として書きます。
リスク管理の神髄は、「リスクを徹底的に避けること」にあるでしょう。

「休むも相場」という格言があるように、
「リスクを避けられる」というのは個人投資家の強みでもあります。

特にノルマがあるわけでもありませんから、ゆったりと投資できるのが一番ですね。

リスクが大きい状況は、以下の3パターンに分けられます。

(1) 悪材料な報道

ありがちなのが、「シグナルが出ているけど、怪しいニュースがある」という状況。

例えば、

  • 粉飾決算(買いに不利)
  • 信用規制(買いに不利)
  • 上方/下方修正(売り/買いに不利)
  • 情報漏洩(買いに不利)
  • 自社株買い(売りに不利)
  • 増資(買いに不利)
  • イベント(オリンピックetc)

など。

短期売買を行っている場合は、そこまで気にする必要はありません。
しかし、太字の項は時に短期的にも大きな影響がありますから注意が必要です。
シグナルに逆らう報道がある場合は、裁量を加えて避けてみるのも1つの策です。

(2) 歴史がない

新規上場銘柄など、歴史に乏しい企業の株価はシグナルが機能しないことがままあります。値動きも激しいですから、様子見して監視だけしておくのも手でしょう。

(1)で挙げた中では、オリンピック相場なども「歴史がない」1つの例です。
というのも、明らかに割高かつ有力な「売りシグナル」が発生しているにも関わらず、相場全体が極端にポジティブになっているため、ちょっとしたバブルになったからです。

また、昨年は米デフォルトに関する懸念もありましたが、これが実現したら極端な弱気相場となり、「逆張りの買いシグナル」の大半が機能しなくなったことも想定されます。

初めての事象がおきた場合は、よほど分析能力に長けていないのであれば、手出ししないのが無難でしょう。

(3) シグナルにぎりぎりヒットしない

シグナルが発生してからは「買いが有利になるその瞬間」まで待機する必要があります。
しかし、ここで短気な人は我慢できずに仕掛けてしまいます。

これではシグナルも逆効果です。
「待つも相場」「見逃すも相場」です。
勝ちが確信できない状況では、むやみに手を出さないようにしましょう。

 

2. リスク管理の方法、その2「リスクを減らす」

リスク管理の方法、その2「リスクを減らす」

2つ目のリスク管理方法は、「リスクを減らす」という点。
ポジションサイジングなどでリスク管理をされている方もいますが、意外とリスク管理の方法は様々あります。

ここではリスクを減らす方法を3つ、ご紹介しますね。

(1) ポジションを小さくする、分散する

王道のリスク管理方法です。
例えば、

  • 2銘柄に50万ずつ分散した100万円の運用方法
  • 5銘柄に20万ずつ分散した100万円の運用方法

だったら、後者の方がリスクが小さいと考えられます。

このリスク管理方法の目的は「1銘柄あたりのインパクトを小さくする」ことです。
ですから、闇雲に分散するのではありません。
有力銘柄が3つしか無い場合は、無理矢理5銘柄を仕掛ける必要はありません。
この場合は、資金を残したまま、20万×3銘柄に分散するのが妥当でしょう。

(2) 保有期間を短くする

シグナルは長期的に有効ではありません。必ず賞味期限があります。
例えば、デイトレードやスイングトレードのシグナルは当日限り有効です。
ですから、長期的に保有するほど不確定要素が増加するため、リスクは増大します。これを避けるために、保有期間を短くし、短期決戦で勝負を仕掛けるのも1つの策と言えます。

(3) 値動きの小さな銘柄に絞る

ポジションサイズと同程度に重要なのが、値動きの激しさです。この点をカバーできてい無い方が多いので、注意しておきましょう。
例えば、3ヶ月程度の銘柄保有を計画している場合、3ヶ月スパンでの期間レンジを参照しましょう。この時、3ヶ月の期間レンジが100%もある場合、潜在リスクは100%とざっくり見積もることができます。(雑すぎる見積りですが、あくまで目安として、、、)
この場合、潜在リスクが50%の銘柄と比べると、危険度が2倍高いわけですから、ポジションサイズを半分にして初めてトントンになります。

分散してリスクを減らしているつもりが、値動きの激しい銘柄に仕掛けてしまってリスクを増大させてしまう方が時々いらっしゃいます。ぜひ、この点も吟味して下さいね。

 

3. まとめ

今回は、リスク管理の方法と、リスクを減らすための方法論を2パターン紹介しました。
銘柄選別ばかりに時間をかけている方が沢山いますが、リスク管理まで気をかけている投資家は稀です。

裏を返せば、そこまで気を配ることで、他の投資家に対して圧倒的な競争優位を築くことが可能です。

あなたもこの機会に、ポートフォリオのリスク管理を見直してみては?